ずっと暮らしてわかること

昨日、アイシネン断熱工事の終わりがけにチェックを兼ねて現場入りました。屋根には構造材が見えなくなる位、吹き付けがしてあります。ここは完全に小屋裏となり、室内側の仕上げがないので、はみ出るぐらい吹き付けて問題ありません。
屋根から断熱をして、家全体をすっぽりと断熱層で包んでしまうイメージです。下に見えるのは部屋ですが、従来の二階の部屋の天井面にグラスウールを置いているだけと言う家から比べると、ずいぶん断熱も変わってきました。屋根から受ける負荷を重視した断熱はとても大事だと思います。


こう言う細かい柱の隙間にはなかなか繊維系の断熱材の現場カットでは施工しにくく、若干の隙間が開いたりしますが、こういうところで現場発泡の威力が発揮されます。現場で100倍に膨れると言われ、隅々まで断熱が行き渡ります。
ただ当然手前にも膨れてくるわけで、そのための事前の養生は大変手間がかかります。また養生していても、手前に膨れてしまった分は、発泡が落ち着いてから後からカットします。たくさん断熱を入れたい気持ちはあるのですが、あまり膨れると仕上げのボードに影響が出る場合もあり、カットも最後の大事な仕事です。そういう目で見ながらチェックをしました。


色々な発泡系断熱材はありますが、アイシネンは肌理が大変細かい気がします。夕陽当たる表情が綺麗です^_^


家に専用のトラックを横付けしての施工

現場でかかる手間も多く、品質も保証付きの分、断熱施工だけを捉えて考えると他の断熱よりコストは高いですが、将来家にかかる光熱費やそこから得られる快適性を考えると、将来的にはお得な選択だと考えてます。ずっと暮らしてわかる事を伝えて実践して行きたいと思います。


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