気配りが足りなかった

今、工事をさせて頂いているお客様から本日ご指摘を受けました。
庭で大切に育てていたハーブの上に塗料の缶などを置いてダメにしてしまいました。また、チューリップの球根など植えていらっしゃるところにも足を踏み入れてしまいました。
私自身が存在に気づいていなっかったので、職人にも伝わらなかったと思います。私には少しそういう気配りが足りない時があります。以前にも別の現場で1回、珍しいハーブの類を工事中踏んでしまい、お施主様を悲しませてしまった事があります。また、やってしまいました。
人それぞれ大切にしているものは様々です。
工事が始まる前にこちらからひとつひとつ確認するべきでした。その少しの意識を怠ったために起きたことです。
職人も私もつい仕事の効率だけを考えて先走る癖があります。工事の内容も大事だけど、こういうところをもっと改善しなければ!
お客様にはご指摘頂いてありがたいと思っています。
改善しなければいけない所がまだたくさんあると思います。
自分でも気づかないことも多々あると思うので、今後も遠慮無く言ってもらいたいと思います。


外壁ラップサイディング復旧工事


白蟻被害に遭った部分の木部の補修もやっと終わり、外壁のラップサイディング復旧を行いました。
当時は12ミリ厚でしたが、現行は改正され14ミリ厚しかありません。既設との取り合いがある出隅役物がうまく納まるだろうか?と少々心配しましたが、うまく納まりました。
元々が表面はフラットなタイプなので同じフラットタイプにしましたが、木目の施されたタイプもメーカーにあるようです。


ラップサイディングとは1枚1枚下から重ねて張っていく昔から日本にもある外壁の典型です。いわゆる下見板張りですね。1枚1枚張るので、陰影があり、趣があります。当時の工法は通気胴縁を付けません。今回部分補修の為、同じ工法で無いと段差が出来てしまうので胴縁無しの施工としました。
ただ、ラップサイディングは簡単な工法のわりに雨仕舞いが理にかなっていて、且つ、斜めになることで適度に外壁との間に隙間が空くので、直接張ったとしても健全な外壁だと思います。
床のフローリングでもそうですが、人が手間かけて1枚1枚張って作り出す仕上げ面というのは、見る人に必ず伝わります。手間を掛ける=価値が高いという図式をいつまでも大切にしたいもんです。


屋根塗装1回目、コーキング中

屋根塗装1回目を塗り終えました。
外壁では佐々木防水さんが張り付いてコーキングをしています。


外壁の縦目地を埋めているところです。
その他、良く気づいて佐々木さんはやってくれます。
10年以上付き合っている信頼のおける防水屋です。
小さい店ですが、防水工事は繊細さ、器用さ、良く考えることが必要です。やる人の顔の見える工事をいつも続けたいと考えてます。


下屋が外壁と接する部分〜手直し編


以前、本工事で屋根からの雨水が集中し、壁の中を濡らしてしまった現状をご紹介しましたが、その部分に対する手直し工事です。板金屋を入れ、壁止まり板金を付け足しました。
また、先張りフェルトを下屋と壁の間に差し込んで、外壁合板と雨が絶対に接触しないよう納めてあります。



アンダーセンに替わり取り付けたインテグリティー。
防水テープ、防水紙、構造合板の三位一体化を必ずチェック!


窓取替え


1/28から工事に入って2週間。。。今日白蟻の被害の末端を確認出来ました。途中では屋根部分まで達しているのでは?と心配をしましたが、結果はほぼ想定通り、2Fの子供室の窓の上部までで止まっておりました。
この写真から上には被害がありません。蟻道も2F外壁合板まで止まっております。ツーバイフォーは各階層毎に外部合板の縁が切れているのですが、その為そこを渡らなくてすんだのかも?と思いました(ただ確信はありません)


こちらが2F天井高さでの外壁右端になります。ここより上に蟻道はありません。



アンダーセンの窓をこれからインテグリティーに交換します。上の窓は被害には遭っていませんが、この隣の窓の外部が白蟻に食べられ使用不可なので、同じ窓になるようこちらも交換します。正面から見てシンメトリーに見えないとバランスが悪いですので・・。



新旧交代を待つ窓。
サイズはほぼ同じ物を見つける事が出来、良かったです。
インテグリティーなら外部が腐ることはありません。
外見はほとんど同じ様に見えますが、外部に木製のものは使っていません。室内は木製ですので、インテリアはアンダーセンと同じように着色して楽しめます。


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