輸入住宅 天井ビルトインエアコン増設

子供室の天井にビルトインエアコンを設置します。
既設の床根太ピッチにピタリ納まる機器を選定してあるので、大きく根太を切欠く必要が無いです。
天井がパインでやり直しが利かないので、天井上下で連絡を取り合いながら慎重に切り抜きました。


子供室が中部屋で外壁にお面する壁が無い為、壁掛けエアコンが設置出来ません。お施主さんと色々と何案も検討した結果この方法となりました。
建築当時はもっとのどかな場所だったらしいですが、幹線道路が出来、大型店舗が進出して来て、住宅環境がずいぶん悪化してしまったそうです。16年竣工当時、ここまで北欧テイストを出した輸入住宅はまだ愛知では珍しかったのではないでしょうか?


夏は窓を開けて通風を採って涼みたいところが、車の通行や隣に出来たガソリンスタンドなどの影響で空気が悪い為、どうしても窓を閉めることに・・・。
となると、暑い夏、クーラーが不可欠となってきたとのこと。大屋根スタイルの2Fなので屋根の裏面が部屋の内壁となる為、普通の総2階の2Fより暑いと思います。


エアコンの配管は小屋裏の入り隅のデッドスペースを利用して外壁まで持って行きました。外部に露出してからはなるべく既設エアコンに沿わせ、あまり外部で今までと比べ違和感が出ないようにします。
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