リフォーム瑕疵担保責任保険 現場検査?(基礎)


地元江南市内で初めて仕事をしています。
在来工法で築14年のお宅の8坪増築工事です。
2階建ての増築になり、既設部分も含めてのリフォームになるので、全体としては22坪程度をいじることになります。

解体工事中



バルコニー、玄関ドア等撤去し、増築部分基礎の捨てコン打ち



今回は2階建て増築部分があり、規模は小さくても新築工事のミニ版になるので、施主さんと我々工務店双方にとって安心出来るようにリフォーム瑕疵担保責任保険に入りました。
構造と雨漏れの欠陥に関しては新築と同じ保険期間10年が付きます。その他、工事内容・部位のよって保険期間には1年と5年があります。
あってはならないことですが、家が建ってから何年か後に雨漏れ等があり、尚且つ工務店が倒産・廃業しているなどで、頼む相手がいない場合でも施主さんは補修費用を保険金として受取ることが出来ます。仮に工務店が健在であっても(事故の内容が保険対象であれば)補修費用を機構(JIO)を通じ保険で降ろしてもらえます。
私の知っている例で、ある工務店さんがリフォームして雨漏れが発生し、施主の要望があっても全く対応出来てない例がありますが、これも気持ちはあっても補修費用が持ち出しになるため工務店はやりたくても手が付けられないと想像出来ます。



この保険に入るメリットとして、JIO(日本住宅保証検査機構)による一級建築士による現場検査が必ず実施されることです。そこで最後まで合格しないと保険が認められません。
今回は増築部分で2回、既設も含めた完成時に1回の合計3回の検査があります。第三者による検査が行われることで、現場の精度がより高まります。


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