屋根再生と飛行機雲


屋根のメンテナンス塗装が終わりました。
塗装の鬼頭さん曰く、下地の悪い箇所は4回塗りしたそうです。
真近で見ると、いいテカリをしてます。
屋根同士の重なりと陰影も重みがあっていい感じと思いました。
タスペーサーも毛細管現象を防ぐ機能もさることながら、屋根同士に適切な距離を保つことで、意匠的にも屋根の折り重なりが綺麗に表現できてました。
正直それは想定したことでは無かったのですが、結果的に良かったと思いました。
飛行機雲のラインとM邸屋根のお互い直線的なラインが青空をスキッと切り取るこの絵が美しい!と何枚もシャッターをおろしてしまいました。
時に自然と建物が美しいハーモニーを奏でる一瞬の風景に出会うことが現場にいるとあります。
少し私は変わり物かもしれませんが、仕事の中ふと立ち止まり、妙に感動します。それは仕事の中で仕事を超えた一瞬かなっと思います。




屋根の仕上げと合わせて壁面の光触媒の吹付工事を行いました。リフォーム前、汚れが目立った部分に対し防汚効果が期待出来ます。



今回この塗り替えに使った塗料はサーモナチュラルグレー。
サーモは遮熱の意味。
現場ではいぶし銀の様に見えました。
今回、この家にはいい色の選択だったと思います。


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