4ページ目 | 新築 豊田市M邸

煙突の外装タイル


今日からやっと煙突のタイル貼り。レンガ調のタイルです。
実は、今日張ることが出来たので言えるのですが、このタイルを入手するのには一苦労がありました。
注文すると、在庫が無いと言われたのです。直前に大口の客が入ってキープされてしまったと・・・。
焦って臼井さんが、何らかのパワーを使って入るようになりました。担当者にはかなり無理を聞いてもらったようで感謝です。
割付を書いて、数量を拾ってあったのでよほど足りないことはないと思いましたが、足りてホッとしました。余裕がほとんどなかったので・・。


夕方にはすべて貼り完了。
明日が目地入れです。
屋根が煙突にぶつかるところも山にして雨漏れのリスクを減らしました。


塗装の工程について再認識

塗装工事は仕上がってからの違いは分かっていても、それを仕上げるまでの工程について今一度しっかり把握をしておきたいと思い、今日はじっくりと話を職人から聞きながら半日現場に居た。
今回の仕上げは木地に着色をし、サンディングシーラーを1回ないし2回行い、ペーパー掛け後、ウレタンクリアー仕上げという合計3〜4回塗りの工程を伴う仕事になるということだ。
じっくりと見させてもらうと、手間のかかる仕事だということが改めて認識出来た。
オスモカラーやリボスなど着色とオイルを同時に塗ることのできる塗料に比べ、手間が多くかかる。(オスモは2回塗り)


また、着色する場合、ベイツガ材に対しては、(オークやタモに比べ)浸透が早く、ちょっと重ねて塗るだけですぐ塗料が入ってしまいムラが出やすい。だから、着色時に非常に気を使う=手間がかかるらしい。
一方オスモなどオイルが含有しているものの場合は浸透スピードも遅いので、少々もたもたして塗り重ねがあってもムラになりにくい。場合によっては、塗ってから拭き取っても、容易に余計な塗料を取ることが出来、ムラにはなりにくい。


この現場では主にベイツガ、階段部分のみオーク材を使っているのだが、ベイツガの方が色の浸透が早い。
オークは硬木で繊維が詰まっているので、それほど早くは浸透しないようです。
ベイツガの方がオークより安い材料なのに、着色のときはベイツガの方が扱いにくい。本当にあっという間に滲みていくので、一発勝負的な感じ。サッサと筆を走らせないと、ムラになってしまう。かと言って細かいところを気にする慎重さも必要になる。「言ってみれば、半紙に筆で字を書くようなもんだね?」と言ったら、「そのとおりです」と職人。



前回も書いたが、輸入建材系の住宅はこの塗装工事の出来栄えいかんで仕上がりの現場に違いが出る。こうやってひとつひとつ現場で色を付ける。こんなに現場で塗る仕事が多い住宅現場は最近少ないと思う。だからこそ、その手間・工程をもっと我々のような管理者がちゃんと理解して工法による仕上がりの違い、コストの違いも説明していかねばならないと思った。手間をかければかけただけ結果の出る、塗装は材料単価比率が少ないだけに、如実にそれが現れる仕事だ。
ただ、建築工事は全体のバランスがとれた時、一番いい建築になると思うので、コストについても、もちろん各業種とも上を見たらきりがないところを「ここまでで十分」というところを見つけてコストを最適配分していかねばならない。
塗装についてもその見極め所をしっかり理解するため、今日は現場に赴いたのだが、私なりに整理でき、スッキリとしたのであった。



外部はほとんど出来ています。まもなく煙突の外部にブリック調タイルを貼ります。
煙突とキャップを付ければ、足場の解体が出来ます。


室内造作工事ほぼ完了〜塗装工事へ


造作工事が一通り終わりました。
この10日間くらいは岩倉大工さん達もぐっと戦力をアップし、一気に完成に向けて仕上げていってくれました。
今日は午前中、万彩の臼井さんも含め、鬼頭塗装さんと現場で次の塗装工事の内容の確認をしました。
万彩さんの事前の設計打ち合わせのお陰で工事の内容が確定しているので、打ち合わせは大変気持ちよく出来ます。
やはり、何でも事前が大事ですね!

また、岩倉大工さんが工事が終わったあと、片づけをしっかりしてくれているので、職種が変わって次の材料や道具が入ってきても邪魔になりません。




造作の仕事をチェックしていると、階段の床が一部鳴いていたので、修正をお願いしました。



今回は床面積はさほど大きくはないのですが、勾配天井や吹き抜けが多くあり、仕上げは結構手間がかかりそうです。
室内足場が必要なので、一緒に足場屋も呼んで打ち合わせしました。



午前の打ち合わせが終わると、気が早い(笑)鬼頭塗装さんの職人さんたちが、早速乗り込んで来ました。
私達の作る住宅の内部塗装は非常に大事です。
ドアやモールなどが全て現場塗装だからです。
また、材料はほとんどが無垢の木なので、新建材と違い扱いが良く分かっていないと、せっかくの木の良さを生かせません。造作が終わりこれからが一層気の抜けない工事が続きます!


電気屋 登場(PB貼り後)

来週月曜からキッチン屋さんが来てキッチンを取付ます。
キッチンのカップボードを取り付ける部分の壁がまだ起きてなかったので、先行して作ってます。
戸袋になる部分の薄壁です。ここはキッチリ図面書いて決めました。やはり和室や引き戸は気を使う部分も多く、手間がかかりますね。


腰壁の笠木を付けたり・・・・


電気屋さんがやって来て、コンセントの穴やダウンライトの穴を開けたり・・・。大工さんの終わりがけには追っかけるように電気屋が入って来ます。今日来てくれて、ちょうど良かった!キッチン屋が来る前にちょうど配線を出さねばならなかったので・・・。


照明器具もちょうど昨日最終が決まったところ・・・。
ダウンライトは前から決まっていたので、すんなりと穴開けを・・・。
毎回新築で思うが、あっという間にこのタイミング(ダウンライトの穴開け)がくるなぁ〜

電気屋さんは、何と言ってもまめに現場の状況に応じ少しづつ進めてくれる人が有難い!


室内ドア 吊り込み

床が貼れれば、次は室内ドアの吊り込みです。
サンタ通商から届いたベイツガのドアと枠。


無塗装品なので、塗装するまでは、大変気を使います。
塗装の色目もサンプル依頼を塗装業者に本日、現場の端材を渡し、依頼をかけました。
基調は床の濃い茶色に合わせるようです。


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