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無垢輸入オークフローリングのメンテナンス


色が剥げて薄くなったフローリングのメンテナンスです。
一度ペーパーで表面の塗膜をはがしてから、着色して既設の色に合わせます。



今回はリボス カルデットのウォールナットが既設のガンストック色にピタリと合いましたので、それを塗り込みます。
ウェスに塗料を染み込ませ、塗り過ぎないように薄く伸ばして塗ります。木材に浸透して表面を保護しますので、どうしても乾きが遅くなります。



今回は剥げた部分だけテープで見切って部分的に着色しています。位置により劣化の差が激しく、綺麗な部分は塗膜を剥がすこと自体が困難です。
着色が乾くまで待って、次回は全体にワックス(オスモ:フロアークリアーラピッド)を塗ります。
写真は今日の工程が終わったところです。
施工をした部分はやはりまだ着色だけなので、艶がありません。


バルコニーFRP防水工事(既設)


今年は雨の多い春です。
Mさんからの電話で1階に漏水したことを聞き、上部バルコニーの防水や掃き出し窓廻りのコーキングを行いました。



工事終了後、初めてまとまった雨が降ったので、お電話をしたら水が玉の様に弾いていると聞きました。1Fへの漏水も止まったようです。


玄関ドア ウレタン吹付け仕上げ


無垢のベイマツ玄関ドア(築13年)の再塗装をしました。
施工前



ドアも重みで下がり、タイルに擦っているので、まずは取外し、下部をカット、水切りゴムを付け、新しい丁番で吊り込みます。



厳重に養生をし、スーパー塗装士鬼頭さんが、現場で調合したウレタンで吹き付けをしています。



養生を剥がして完成。
段取り良くやって、天候が良ければ1日コース(外部のみ)。
リフォームなので、持ち帰って工場塗装というわけにはいかないのが、難しいところ。



既設塗膜の上に被せて塗るので、色目は既設より濃くなります。濃いと言ってもどのような色目にするか?センスが問われます。今回は室内の家具の色を参考に少し赤が強い茶色としました。いわゆるマホガニー色ですな。塗り替え後はブラスの金物とのコントラストが一層高級感を醸し出します。


MARVIN(マービン)窓交換


マービンの窓の交換を時々行ないます。
時々、と言うのは、輸入品で2.5ヶ月掛かるので、頻繁にはしないわけです。
替える原因は窓木部の下部の腐りです。
ケースメント(外開き窓)が特に多いです。10年ほど前までの輸入品に欠陥があり、ガラスを伝わった雨が木枠の方に浸みてしまい、腐る原因になります。
この建物はギリギリその期間に属する為、無償で新しい窓を入手出来ました。ただ、取り付けはどうしても有料になります。当社がその取り付けを行ないます。


取り外した窓から金物を取り外し、新しい窓へ付け替えます。古い窓の下部の木が傷んでいます。


この方法では窓全体の交換では無いので、エコポイントは付きませんが窓全体を変える(高価になりますが)とエコポイントが付きます。ただ、現時点ではマービンでは認定がおりていません。本日代理店に確認したら、現在申請中で、まずおりるだろうとのことです。


白華現象


2〜3年前ウッドデッキ・テラスタイル工事をさせて頂いたY様邸でテラス部分から外部壁面へ水漏れがあると言うお話しがあり、今まで対策を試みてきたのですが、根本的な解決には至っていませんでした。
ひとつの原因としてテラスに作った煉瓦積みの花壇に問題があると考え、本日もう一度現地状態を確かめに行って参りました。確かに染み出た水の為に煉瓦タイルに白華現象が起きていて、以前よりさらに白くなっていました。


もうひとつ、(これはご主人から指摘されたことなのですが)前回私が施工したタイルの水上部分の土間に溜まった水がどこへ行くのか?という問題になりました。
確かにタイルを張ったことにより以前のコンクリート面よりタイルが高くなっており、雨水がタイル高さ部分でせき止められている可能性がある。



留めてあるビスを外し、デッキ材を取り外してみました。
やはりタイルと既設コンクリート土間の境で水が溜まっているようでした。ここからタイルの下地モルタル部分に水が入り込んでいた可能性は十分にあります。ここは盲点でした。
お客さんと対策工事を話し合い、今日は分かれました。
お客様もずっと気になっていらっしゃいますので3月くらいには対策工事を行ないたいと思います。


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