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フレンチドアの補修



フレンチドアの補修、2日め。
室内側の塗装仕上げと併せて、今後浸水することを防ぐ為、ガラスとガラス押さえの間にコーキングします。
コの字型に水平部分と立ち上がり20㎝くらいを。


その後、既設と同じ色を現地合わせで作り、仕上げました。
玄関側ポーチの基礎もケレンで剥離しかかった膜を落とし、仕上げました。


玄関ドア枠の補修工事

今日は輸入住宅の玄関ドアの木枠の補修をさせていただきました。
ドアは親子ドア+もう一つ子ドアが付いているシンメトリーの風格あるスタイル。
まず根元の悪いところを撤去するところから始めます。


この家の問題点は枠が土間に埋まっている事でした。タイルに流れた雨水が木枠の根元から土間に空いた穴に入り、木がいつも湿った状態になっていました。
撤去した木はスポンジ状になって湿っていました。


穴にはコーキングを充填し、木枠が直接土間に触れないようにしました。


今日は同じ形状の発泡ウレタン製のケーシングを持ってきていたのでそれに差し替え、パテを打ち乾いてペーパーをかけ、今日はこれで一旦終了です。


Marvin アウトスイングパティオ補修




今日は久しぶりに、輸入外部フレンチドアの補修工事をしました。
去年からずっとお願いされていたのですがなかなか着手できなかった物件です。


悪い部分を削り落とし、埋め木をします。実際やってみるまでどの程度悪化してるのかわからないのがこの工事の特徴です。なので色々なサイズの木材を用意していたのですが、合うものがありました。
現場でできるだけピタリと合うようにカットして嵌めてみます。


この後隙間にパテを埋めて、乾いた後にサンディングをし表面がフラットに近い補修ができました!


来週塗装屋さんを入れて、全体を白く塗り直せば完成です。
ベテランの加藤さんが、今回も現場でいろいろな知恵を出してもらい、うまくいきました。
こればかりは本当にケースバイケースのことが多いので、経験がものをいいます。


マービン窓修理



今年最後のメンテナンスは、名古屋の輸入住宅スタイルの病院の窓の金物交換でした。
ハンドルを回すところが空回りしてしまい、開け閉めができなくなっていたので、アームギア金物を交換しました。
木製金具カバーを外すのが少し手こずりましたが無事完了しました。


3件を駆け巡る師走のある日


本日は3件の現場を駆け巡り、夜はノエルハウス忘年会という師走らしい日でした。
1件目は大府市でリフォーム提案の為の現調。
間に新築のお客様に書類を届け、
午後一、中村区でに輸入住宅外壁屋根リフォーム工事のご契約。
その後、岐阜へ走って、輸入窓ANDERSENの上げ下げ糸・網戸の交換。

何とか夜の忘年会には間に合って・・・。


屋根は葺き替えをします。築20年のカラーベストは9年前に塗り替えをしたらしいですが、剥げて来ています。今後、メンテナンスを出来るだけ控えたいとの意向で輸入アスファルトシングル「オークリッジpro」への葺き替えをご希望。


で、ちょうど比較にいいのが、次に行った岐阜の輸入住宅。
こちらA邸は私が21年前にノースウエストホームズの監督だった頃、作った家。
この時からオークリッジProはあってOWENS CORNINGという会社が作っています。ピンクパンサーの絵がついた印象的なパッケージで覚えています。
こちらは、少々しなっとした感じになってはいるものの、色落ちは少なく、当初の混ぜ葺きっぽいランダム柄が残っています。



2邸は同じように見えますが、カラーベストとシングルは製品自体が全く異なります。
シングルは基本上から色を載せて塗り替え、ということは有りませんが、カラーベストは一般的に塗り替えでメンテナンスをします。
10年に一度はした方がいいでしょう。

シングルでも経年劣化は起きます。メーカーは30年保証といいますが、実際は30年経ったものを私は見た事が無く、私自身としてはこうやって20年経った家で確認したものが自分の口ではっきりと言える検証材料となります。

今回、カラーベストの現場はこのシングルへの葺き替えをします。以上のような実績を見てきているからです。

我が家も何を隠そうこのシングルですが、築9年で全くメンテの心配ありません。



アメリカという巨大なマーケットで築かれた商品。
灼熱の乾燥地帯から北米カナダ等極寒地方で、広く使われ鍛えられて来た商品。
日本以上に気象に幅のある国でそれなりに支持され続けられた訳があると、私は思えます。
外装材において確かに日本の風土に合わないものも過去に日本には流通し、ユーザーさんを悩ませたこともありました。
しかし、窓や屋根については今日本で叫ばれている省エネ、省メンテナス建材は既に20年前から米国では基本的に確立されていました。
やっと今になって分かりますが・・・・・。

20年前にこの世界を覗いた際、ペアガラスが標準の木製窓に驚いたものです。
その驚きと興味が、私がこの業界に入るきっかけです。

今後もこの方針は間違えがないと思ってます。

いいところ、悪いところ・・・語り部として、作り手として、来年も新築・リフォーム共出し切る所存です!


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