2ページ目

今だけ見られます!【構造・断熱見学会のご案内】ツーバイフォー&現場発泡断熱材アイシネン

●開催日 3/14(土)・15(日)・21(土)・22(日)
 ★一日2組限定
●時間 10:00~17:00
●会場 江南市内 某新築現場
●参加無料

ご興味のございます方は下記まで問い合わせ下さい。

ノエルハウスお問合せページ (お問合せ内容に「構造見学会希望」とお書きください。)
または竹本の携帯09092682003まで。


さて、今回の見学会をなぜ行うのか、少し説明させていただきますね。
少し長めですが、本当に「いい家」を妥協無く建てたい、という方は最後までご覧ください。
さて・・・

家を支える3大基本構造と言われたら何でしょう?

私はそれは、【耐震性】、【省エネ性】、【耐久性】だと考えています。

この3つがしっかりと作られるからこそ、初めて安心してそこから仕上げていくデザインや素材や色の楽しさ、設備の快適さを得ることができます。

その上で楽しい、嬉しい「暮らし」が待っています。


では 【耐震性】、【省エネ性】、【耐久性】があると家がどうなるの?!

それは簡単に言うと 強くて、快適で、長持ちするって事。

実はそれ、家に限らず車や家電などでも共通の’こうあって欲しい!’という条件だと思います。

そう、’ひと’もそうかも知れません。

まず’こころ’と’からだ’つまり中身が「健康であること」 それからじゃないでしょうか?髪型とか、ファッションとか、見た目は。


家にとって大事な事は挙げればキリがないほどたくさんありますが、
集約するならば上の3つが1番大事だと私は考えます。

ただ、大事なものは家が建ってからでは見えないことが多いのです。

だから家づくりにおいて、このタイミングがとても大事なんです。

もし、貴方が気に入っているハウスメーカーや工務店があったとします。
営担当者にこの時期の家をじっくり見せて頂けますか?」と聞いてみて下さい。仕上がりや、モデルハウスでは無くて・・・現場を。

自信を持ってとことん説明できるなら、それはいい会社かも知れません。
逆に、「建築中はお客様の出入りをご遠慮させてもらってます」とか、「お引渡しをするまでは工務店の物ですから、入って頂くわけにはいきません」とマニュアルに沿って答える会社であれば、それはもっと現場の実態を知った方がいいかも知れません。

私が常日頃思うのは、他の会社さんは’工期がとても速い’事です。
脱線しそうです(笑)この件に関しては、また別の機会のブログでお話するとして・・・。

私は、新築と並行し一方で何十年も経った家のリフォームもしています。
家に手を入れる際に、様々な状態を目の当たりにしてきました。
リフォームの工事で建物の一部を切り開いてみると、いいことも悪いことも、当時の施工を巻き戻したかのように状況が分かります。
「ここをこうしておけばこの様な問題は防げたかも?・・・」という部分を見て、その後改善施工を施すのですが、悪い所が分かるのは、残念ながら家が出来て10年~20年経てからになります。


そんな風に、今後長きに渡って住み続ける家の強さや居住性・寿命を決める大切な、
家の安心を支える3大基本構造を、この見学会では目前で見ることができます。

家が出来てから、ずっと住んでから分かる事で、地味ですがとても大切な事がここでは沢山あります。

本当にいい家に住みたくて、ご興味のある方はぜひこの機会を使ってごらんください。

さて、今回のテーマのひとつ 省エネに関して少し掘り下げてみます。

【省エネ】の家を作るには・・・・
 まず、家の断熱性・気密性を上げ、熱のロスを極力減らすことから。

人は自然に抗って暮らすことは出来ません。
太陽や風、雨や地震は時に私たちを襲い脅威の姿を見せますが、普段は当たり前のようにそれら自然の恵みを受けながら私たちの生活が成り立っています。
何と言っても家自体が森の木から出来ており、自然とうまく共存しながら快適なくらしを実現することが、これからの時代もっと重要になって来ます。循環型社会が叫ばれる中、住宅だけが資源を無駄使いするような古い考えのままで良いわけがありません。

では、何を始めればよいか?
機械に頼る前にまず出来ることは、家の基本性能を上げる事です。

基本性能がしっかりと出来ている家ならば、最初に少しコストがかかったとしても次世代、そしてまた次へと長くしかも快適に使う事ができ、長く使えば使うほど結局コストがかかってない事になります。


ツーバイフォー工法と現場吹付断熱アイシネン、それに取り付ける樹脂製サッシの組み合わせにより、大きい開口部、明るい部屋、吹き抜けのある開放的な空間でありながら、優れた断熱性・気密性を実現します。

※ここで大事なのは、耐震性や省エネの為に、「気持ち良い暮らし」を犠牲にしないということです。

では、耐震性・省エネ性を良くするのにコストがかからず簡単に出来る事は何だと思います?

それは窓を小さく、特に細長くすることです。
極論窓が無ければ、まるで船に積まれて来るコンテナの様に強度を出す事が出来、壊れるリスクも少ないです。


逆に窓を大きくすればするほど、構造計算すれば不利になり、他で補強が必要になります。
家の断熱性の計算にしても窓が大きければ大きいだけ不利です。通常窓ガラスの方が壁より断熱性が低いからです。

値段は当然小さい窓より大きい窓の方が窓が高く、構造補強もするわけですから、両方でコストアップになります。

でも窓って大事です。窓は沢山の自然の光を室内に取り入れる装置、
部屋から外の様子を眺めたり、カーテンとのコーディネートを楽しむインテリアの一部であり、
道行く人が見上げる家の外観、それを形作る大きなデザイン要素が窓です。
耐震・省エネの為に窓に制約があまり多く生じるのは寂しいです。

窓の意味に関しては「別のブログ」でも書いていますので、時間のある方は見てみて下さい。


耐震性や省エネは結果から生まれる家の性能。
私たちが目指すのは、「気持ちの良い暮らし」家に居る時が一番自分らしいと思える「わがままな暮らし」です。

それを叶える為に今、私たちが選んでいる選択が
ツーバイフォー工法と現場吹付断熱アイシネン、それに取り付ける樹脂製サッシというわけです。

だから、作る時にはちゃんとコストを掛けています。後から絶対に後悔しないことは分かってますから。
とは言え、私が採用している樹脂窓は実はコスパも抜群です!

同じ性能JIS基準断熱性能表記H-6を他メーカーで置き換えたら、もっと高くなります。

窓についてもまた別のブログでお話したいと思います。また長くなりました(#^^#)


この建物の仕様について
(※長期優良住宅の認定も受けています。)


構造:ツーバイフォー工法 
耐震等級:3等級(★最高等級)
断熱材:アイシネン吹付 熱伝導率0.038W/m・k 
    天井100㎜、壁81㎜
:輸入樹脂サッシ・LOW-Eペアガラス 「Montage」
  JIS基準断熱性能表記H-6(熱貫流率1.90W/㎡・k以下)(★最高等級)

いい家を作れば、資金面でもいい事が

このように3大基本構造を大切にすると、長期優良住宅の基準に自然と近いものになって来ます。
そして、国もそのようなストック型住宅づくりを押し進めるのに合わせ、地域の中小工務店に対しエコな住宅づくりを広め、活性化を促すような施策を出しています。

その仕組みを今回は利用し、具体的には国からの補助金という形で、資金面でもメリットが得られるようにしてあります。若干、書類や手続きに手間を取りますが、お客様にとって大きなメリットがあります。

「勿論良質な住宅がいいけど、金額面で高くなるのでは?!」と言う方
この辺りのお得な情報も見学会ではお話させて頂きます。


上棟式を行いました

この度、晴れて上棟式を行ないました。
出会いから半年以上が経ちました。その間、間取りから見積、申請、工事手配など様々な過程を経て今があります。
お客様と一緒に協力しあって考え、準備してきたもの、初めてそれが大きな形となる場面です。
この日を迎えられる事ができることを大変嬉しく思います。
まだ、木が丸裸で荒々しい感じの状態ですが、何も無かった土地に立ち上がったばかりの家に感じる、この時の何とも清々しい感じがいつも大好きです。


お施主様、工事関係者一緒になって祭壇に手を合わせ工事の安全を祈願しました。
私は監督として、祝詞を奏上せていただきました。独特の難しい言い回しがあり、流暢に読み上げることはできませんでしたが、現場含めこの家づくりを仕切る監督として、気持ちはしっかり込めさせていただきました。


娘さんもいっしょに、ご家族でお清めのお塩、お砂を建物廻りに撒いて。私は工事の代表としてお酒で清めさせて頂きました。

お父さんからもらったお塩。(これってなんだろう?)興味深そうに手のひらの上を眺める娘さんが可愛かったです。

「もう少し待っててね!初夏にはお嬢ちゃんの新しいお部屋ができるから、楽しみにしててね!」(^^♪


上棟式の後は通常現場にて電気工事の打ち合わせをしていきます。
電気屋さんとともにスイッチやコンセント照明の位置などを具体的に現場で最終確認します。
来週からはさらに別の職人さんも入って、勢い良く現場が進みます。

その前に初めてご一緒に【記念撮影】
これからお客様の思い描く家の理想に向かって、さらにこの現場で安全に創造的な仕事を進めていきます。

お客様、本当に今日はおめでとうございました!


こんなに広い!使える!生かせる小屋裏空間

築26年、小屋裏リフォームお客様の所へ工事の完了を確認に行って来ました。
アイシネンを吹き付けた小屋裏は壁、屋根面がしっかりと断熱層で包まれました。
屋根面は吹きっぱなしのまま。
壁は吹き付けた後に壁の面で均一になるよう削ってあります。


床から1段上がったところにも何か物が置けるように床合板を張りました。
こうやって床を張り歩けるようになると、ずいぶん広いのに気づきます。
柱などが少なく、広々使えるのもツーバイフォーの小屋組ならでは。
元々は照明がありませんでしたが、LEDの照明を2カ所取り付けて、床の隅々まで明るく。


収納はしごを使って上がった所には、誤って足を踏み外さないように低い手すりをつくりました。

新しく設置した収納はしご。
ちょうど階段に絡むところで施工の為の足場が少々大変でしたが、うまく取り付けができました。
干渉するリスクのあったブラケット照明器具も出っ張りが少ないものに変えて正解でした。
今までよりずいぶん上がりやすくなり、小屋裏の利用価値が高まりそうです。
これから夏に向かい暑くなりますが、どれぐらい暑さが和らぐか、またその時になったらお客様にお聞きしたいと思います。

「注文住宅、輸入住宅の設計・新築・リフォーム・メンテナンス」なら ノエルハウス/考作
性能リフォームもお任せ下さい!


大工さん登場、土台から

いよいよ大工さん登場です。
まずは土台から。現場に合わせてカットされた土台を番号順に振り分けて並べていきます。
赤や青の管が見えるのは、先行して敷設してある給水管や排水管です。
基礎工事が終わって、大工さんが入るまでの間に水道屋さんが実際に水廻りに使う床の「近く」まで、基礎の中を配管して持って来ます。
「近く」であって「ジャスト」ではありません。床が無い時点でジャストは難しいです。
ジャストに出来るのは、床が実際に出来て、床の上から「墨出し」をしてからになります。
「墨出し」とは、言ってみれば、実際の現場に原寸大の図面を書くこと。床にザザッっと、マジックや鉛筆、墨で線を書いて位置を決めます。


この家では、設計段階で長期優良住宅の認定を取得しているので、家を長持ちさせる為の”9つの項目”に関して定められた基準を満たすように施工を行います。
水道工事に関係するのは、「維持管理、更新の容易性」と言う少し難しい名前の項目です。
簡単に言うと「内装や設備」は「構造躯体」に比べて対応年数が短いので、居住後、何年も経てから何かあった際に配管の入れ替えやその他補修工事が容易に行えるように施工を考えておいてくださいね、と言う事。
「構造躯体」とは具体的には基礎のコンクリート部分や建物の木造部分。

基礎の立ち上がっている部分に排水管が貫通していますが、それは配管の入れ替えをしやすく考えてのこと。
少々見た目には目立ちますが、今後の配管の入れ替えを優先した作りとなっています。



写真はどの場面でもできるだけ多くとるようにしています。
昔はフィルムの枚数など気にしてましたが、デジタルの今は取りすぎて後悔する事はありません。
後から、「どうだったっけ?」と振り返る際にすごく助かったりします。
図面も大事ですが、最終どうだったか?を知るには写真が一番です。


予定通り二日間で、大工さん達に床まで工事を終わらせてもらい、養生完了。
これで来週からの建て方工事を待ちます!
さぁ来週からいよいよ家が立ち上がります!


基礎工事完了

防湿フィルムは土からの湿気を防止するための物。土を掘ったら全体に敷き込みます。外周部には捨てコンを打って墨出しの準備

コンクリートの圧縮強度と鉄筋の引っ張り強度、互いの良いところを出し合ってしっかりとした基礎となります。

ベースに引き続いて、立ち上がり部のコンクリートを打ちます。

配筋時にはJIO(日本住宅保証検査機構)の検査員により図面通りに工事が出来ているか、第三者の目でしっかりチェックされます。これが合格しないと工務店がお客様に対し10年間義務付けられている瑕疵担保保証の保険に入ることができません。


基礎工事が終了しました。
基礎工事は標準的な建物で大体3週間位を見込んで計画を立てています。
正味そこまでかかりませんが、天候の事や、コンクリートの養生期間等が必要ですので、余裕を持った工程を組むようにしています。今回もほとんど予定どおりに進めることができました。


枠を外したら完了です。


実はお隣で、某有名メーカーのSWHさんも新築工事をやっていらっしゃいます。
工事中に仲良くなった隣のベテラン大工さんに、昨夜も現場で会いました。
「どうしたのこんな遅くに来て」と声をかけられ、
「そういう大工さんも遅いじゃないですか?(笑)」
なんて会話をした後に、フェンス越しに
「きれいに基礎工事やってあるね。現場でも見てたけど、仕事丁寧にやって見えたわ」
と言ってくださいました。
プロでも、特に大工さんに褒められると嬉しいもんです。
どの工事でもそうですが、後に入った職人さんがその前の工事の出来栄えを1番よく知っています。

毎回気持ちよく次の職人さんに現場を渡していけるよう、今後も現場を仕切ってきたいと思います。


RSS 2.0 Login