外壁塗り替え、外構リフォーム完成

1週間前に完成したリフォームですが、まとめてみました。
長久手市内、ツーバイフォー輸入住宅です。


外壁はお客様の希望でブルー系に。 3色ぐらいに候補を絞り最後にこれに決まりました。
ブルーと言っても緑の入ったもの、グレーの入ったものなど色巾があり、好みもあり迷うところですが、明るすぎず暗すぎず、ちょうど良い色になったと思います。



今回良く分かったことのひとつに、陽が良く当たる外壁部分と、そうで無い部分とで劣化度合いにずいぶんと差が出ること。雨風もそうですが、立地環境によって家の受けるダメージも面によって変わります。


玄関ドアは樹脂製で、メンテナンスとしては「取っ手鍵取り換え」「丁番取替」「建付け調整」を行いました。
丁番はすり減って、ドアが下がり、下が擦っていました。今回金物系を全て取り換えることで、ドアの開閉もスムーズになり、鍵の掛かりも改善しました。
外部はウレタンペイントで塗りつぶし。
木目のイミテーションドアで、木目をつぶすのは少々勿体ないですが、濃い茶色にして見た目の重みが出るようにしました。


アメリカ製Kwikset(クイックセット)の交換。色はポリッシュブラス。21年前と変わらないデザインが現行品にあり、イメージを替えたくないお客様には重宝します。


玄関での今までのお悩み「軒が浅いので、雨の日に傘をたたむ余裕が無く、不便」
外壁にお話の流れでお聞きした問題に対し、テラス屋根を取り付けることをご提案させて頂きました。
三協立山さんの木目調テラスです。
少々お値段が張りますが、玄関なので、お家のウッディーなイメージに出来るだけ併せたいと考えました。
以前設置されていた木製パーゴラは台風時など心配なので、アルミの既製品オーダーサイズです。


最初のオーナーさんのご意向か当時の流行りでしょうか?枕木を土留めや階段、門柱にと多用していました。
雰囲気はいいのですが、土に埋まっている部分が傷んできていてグラグラしていましたので、これは時間の問題でどこかで取り換えが必要と読みました。
この機に全て撤去し、現場打ちコンクリートで固めました。


傷んでいると言っても枕木は深いところから設置されているため、上から引き抜くのは結構大変でした~(*^^*)
解体屋さん、お疲れさまでした。


インターホンとポストが別々にあったところ今回機能門柱を取り付け一体化させました。
今まで使っていなかった照明配線も活用して、表札周りをほんのり照らせるようにしました。
最近のこのような商品はスペースが限られたところに対しては便利ですね。


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外壁塗装リフォーム工事途中

カチオンシーラーで既設の壁の表面のざらつきや隔離を固め工事を進めました。
白いのがカチオンになります。


カチオンが固まった後、シーラーをかけ、下塗り、仕上げと塗り重ねています。
下の壁のざらつきを抑えてこそ仕上げ材の意味が出てきます。
足場を組むまで状況がわからなかったのですが、この方法をとって正解でした。


またサイディング同士の縦のジョイント部分も結局コーキングは全て打ち変えました。
足場を組むまでは塗料の皮膜があることで、可塑性が保たれてると思ったのですが、やはり間近で触れてみると弾力がなくコーキングの機能が半減しているようでした。少し費用が増してしまいましたがこれもコーキング屋さんに急遽お願いをしました。


それから今色を塗っている幕板の上の部分も大事なところです。ここが開いていると水が入ってしまうので、少し太めですがコーキングを打ちました。本当はコーキングは細い方が綺麗ですが、機能的に重要なところは私はどちらかと言うと機能を重視して判断をします。
ただ、あまりにデザインを変えてしまうような内容で、これは聞いた方が良いだろうと言うことに関してはお客様にお尋ねします。


それから、この部分も大事なところです。バルコニーの腰壁と壁がぶつかる所です。
ここも隙間が空いていることが多く、雨を受けてしまうので壁に水が入る原因となります。ここも太いですがもっちりとコーキングをかぶせます。
現在、他のお家で雨漏れの検証と修理を依頼されていますが、原因がこれとつかめないことも多いので、その場合は外から出来る限り穴を埋めてリスクを減らすことになります。この家の場合は雨漏りはしていませんが、雨漏りを起こしている場合はやってみてから、実験や実際の雨を待ち、順にリスクを潰していくしかありません。
そうなってしまう前に足場を組んだ時は、気づいたところは全て行うようにしています。
一つ一つ見積もりには書いていない部分ですが、このようなところをやるかやらないかで実際にかけたお金の価値が上下してくると思います。
なかなか当初の見積もりでは伝えられない部分なので、このようなブログでご紹介していきたいと思います。


雨どいや、ルーバーなどの飾り、破風や軒裏など青い外壁色を引き締める白色を塗っています。
色番は輸入住宅で定番の19-90A。真っ白では下地が透けてうまく仕上がりません。
コーディネーターさんもオススメなのは少しだけ色の入ったホワイトです。
適度に温かみがあって、かつ爽やかな印象にもなるこれなら新築リフォーム、どこで使ってもまず間違いなしです。


壁の仕上がったところ。
モチっとした質感でしっかりと塗膜も付き、美しく仕上がりました!
今回使った塗料はアステックペイントの中でも防汚性、耐候性が非常に高く、耐用年数21〜26年相当の耐久性を持つ材料。
この塗料は塗料メーカーの規定に則った施工ができる、ライセンスを持った業者しか扱うことができません。
ここまで、施工まで一貫して責任を持って管理できている塗料メーカーを私は知りません。
これからは、外壁塗装メンテナンスは10年に1回と言う常識が変わってくるでしょうね。


築21年 外壁、外構リフォーム開始 長久手市K邸

先週末から長久手市にて新しいリフォーム工事が始まりました。
築21年のツーバイフォー住宅。窓やドアには輸入建材が使われています。
5年ほど前にお問い合わせがあったお客様で、その時には寝室の掃き出し窓とトイレの窓を取り替えさせていただきました。
覚えていていただいて再びご連絡をいただき、外部全般の工事をさせていただくことになりました。
お客様がこの住宅を買われるよりも前、今から12年ほど前に1回目の外壁塗装を他社で吹き付けで行っているようです。


外壁塗装に合わせて、コーキング、玄関ドアの金物取り替えや建付調整、バルコニーの防水、お客様が気にされていた枕木の撤去、屋根の増設等外構改修工事も含めて行います。


足場を組んで建物全体を調査してみると、想像していたよりもサイディングの継手コーキングが劣化していました。
下の方はそうでもないのですが、上の方の日当たりが強い所ほど劣化が顕著でした。
また外壁の吹き付けに関しても同様で、特に西日の当たるところは表面の砂が落ち易くなっていて、この状態だと下から剥がれてくる可能性があるので、全体をカチオンで固めてからシーラーを入れる方法にしました。


窓の両サイドについている飾りのルーバーは最初に取り外し、外壁を仕上げている間に別のところで塗装して、足場を撤去する前、最終的に取り付けます。


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