ゴミも片付け、いよいよ完成です!


長久手で行なっていた白アリ被害による補修工事及び、それと併せ屋根・外壁の塗り替え等の工事が終了しました。
ゴミ箱を撤去する日が私にとっての終了日のような気がいつもします。ゴミ箱の置いてあったところを掃いている時、「ああ、ここも終わったなぁ」と感慨深くなります。
最近は天候が荒れていて、風がとっても冷たい夕方でしたが、陽の光と青空はとてもきれいでしたよ。
公園でサッカーをする子供たちの声も混じって・・・・。




折り重なる妻部分。
新しくなったピンクの壁がちょうどいい感じの色にまとまって本当によかった!!「ストロベリーピンク」っていうのかな?
苺をミルクの中でスプーンの背を使って潰した時の少しだけ赤く染まったミルクの色です。
破風板や、玄関廻りのトリミングは「バニラホワイト」
屋根は「チョコレート」
そうだ、おいしそうな色を選べば家の色も決まるのかな?
パフェを作るように・・・。
でも確かにいい料理人の作る料理はお皿の盛り付けひとつとってもアートですよね。
こうやって考えると、家も楽しくなって来ます。
お施主さんのOさんのご希望で原則全て色は決めてもらい、私は少し助言をさせて頂いただけですが、結果、とても素敵な’オイシイ’家になった気がします。


勝手口のドアは「ミントの葉」


玄関ドアはレンガっぽい赤茶。
この赤はなかなか自分からは「これにしましょう」と言い難い色です。赤は冒険ですから・・・。
でもこれを使いこなせると、本当はすごくいいんですけどね。
家ってもっと色で遊んでもいいと、思います。
と言っても、どうしても無難系を選ぶ職業病が自分にも根強くあって、時折それと格闘します。
最近では、自宅のリビングで深紅のカーペットを買いましたが、これが大変元気をもらえて’良い!’
意外と何でもやってみるもんだと思います。
面白いのは昨日診断で行った築25年の輸入住宅のオーナーさんのキッチンのシンクがなんとKOHLER社の定番:CAST IRON(ホーロー)のダブルシンクなのですが、色が深紅なのでした。超カッコいいと小さく唸ってしましまいました。
こういうセンスが25年前にあるんだなぁっと。
この話を帰ってから妻にした時、意図せず話した言葉がダジャレになって笑えました。
「今日ね、カッコいいシンクを見たんだけどね・・・
深紅のシンクなんだよ」





下屋が外壁と接する部分〜完成編


2Fの天井高さで下屋の軒先が外壁と接する部分があり、ここから雨水が外壁に中に入り込み、合板が腐り、白蟻を呼び寄せる原因にもなっていました。
板金屋を途中入れ金物を入れ、外壁を補修、コーキング、塗装を経てここの納まりもやっと安心できるような形状になりました。
今回のここの納まりは「日経ホームビルダー2009年11月号」にも掲載されている「注意を要する雨仕舞い」の代表的な事例です。今回の工事で本当に本に書いてあることが注意しないと起きるのだ、と感じました。
新築でも一般的によくある箇所ですので、新築においても今後軽く考えられないと痛感しました。


0.15ミリ×60枚=9ミリ


今日、聞かされて初めて知りました。
輸入住宅の床の代名詞であるBruceのフローリングの部分補修用として、現在市販で一番近い岡崎製材さんのオークフローリングを使ったのですが、微妙に巾が違うのだ。
1枚あたり0.15ミリくらいだと思います。
2間弱の巾で張り替えたのですが、最初は目地がピタリ合っていたのですが、最終のところで徐々に目地が揃わなくなってきたようです。
色が違うことは承知していたのだが、巾が微妙に違うとは?今日まで知らなかった。
今までは、これだけ長い距離を連続して部分張替えすることが無かったので気づかなかった。
逆に全て張替えと言うパターンは昨年別件で火事になった部屋の復旧工事の張替えで行なったが。
お客さんも残念がっていました。申し訳ないです。
今後、気をつけて使いたいと思います。 



今、思いつきましたが、Bruceはインチサイズで出来ていて、実際は2と1/4inchですので、25.4ミリ×2.25=57.15ミリになる。我々は昔から57ミリと換算してきていた。だからこの新しい方は57ミリで作ってあるのではないか?0.15ミリ小さいわけ・・・。1枚で0.15ミリはほとんど分らないが、60枚張れば、9ミリの差になる。これが差になって出てくるのか、と思いました。


足場解体前の最終チェック


明日が足場解体なので、解体してからは手遅れになる部分が無いか?チェックの為、足場をぐるぐる廻りました。
現場では加藤大工が待っていて、既にまずい部分を発見していました。小屋裏窓の外部に今回付けた建具の金物の付け方がまずいのです。
私は建具を後からも外して塗装によるメンテが出来るようにお客さんと打ち合わせをしました。
このまま足場を外したら、建具の取外しは不可能になるので、加藤と共に取りあえずは外すことにしました。
後日、建具屋に室内から外せるように取付けをお願いしました。今日は本当に現場を見回りして良かったと思いました。


屋根の塗り替え後の状態です。
ちょうど小雨が降っていて撥水の状態が良く分ります。
お隣のカラーベストは結構色落ちがしていました。
足場を組むと、普段は確認出来ない近隣の屋根の状態が良く見えます。



外部塗装確認

まもなく外部工事が終わるのを前にして、検査して廻りました。屋根はチョコレート色です。初めて塗った色ですが、思ったより濃くて渋いいい色だと思います。
まだ、ケラバ板金など一部が終わってませんでした。



小屋裏窓の外部に付ける扉ですが、以前のは何だかんだ言って20年もったので今回も負けじと、少しだけ工夫しました。トップには板金を被せ、また枠は塗りつぶしでなく、木材防腐塗料を塗りました。



今日点検して事務所に帰って来ると、お客様からメールが来ていました。気に入ってくれているようで、何より嬉しいです。
お客様のメールより・・・
帰宅し、ぐるりと色を見てみました。
ピンクは最初少し濃いかなと思いましたが
離れて見るとちょうどよく、意外に北側
勝手口のドアの緑色がイメージどおりでした。
ドア木枠の色を見てドアの緑色がちょっと濃い色になりそうだ、と昨日は
予想していたのですがいい感じで大満足です。
玄関ドアはもう少し赤みが強いと思っていたのですが
レンガ色のような感じですね。
ドア木枠をバニラに、という竹本さんのアドバイスも
いただいて正解でした。
全体的に色はとても満足です。
3階窓の建具の色も好きな色です。
ありがとうございました。
また、植木へのご配慮もしていただき
ありがとうございました。
今日はとても暖かくチューリップが
かなり芽をだしていました。


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