アイシネン断熱気密工事


外壁の防水紙を少ない晴れ間を狙い一気に3時間で仕上げた。
何とか、アイシネンの吹付け開始日に間に合いホッとしている。
まず養生をして、吹きつけ。
屋根面には通気層を取るため、「通気くん」も施工済み。



はみ出るほどに発泡したアイシネン。
カットして仕上げ。ここで隙間無く充填できることが、建物の断熱性能にすごく影響する。


吹き付けされて電線は見えなくなるので、電気工事などの変更は大変困難です。性能は優れていますが、事前の打ち合わせと確認がより要求されます。コストも高いですが、大工さんにしてもらってる断熱施工手間が省けるのと、現場に断熱材が余らない=在庫管理、廃棄処分費が不要というコストダウンを合わせると、コストアップ分より性能アップ分(光熱費の削減)のほうに私はメリットをより感じるが、どうか?


反省・改善

今日、日曜日の現場の出来事は猛反省すべき内容として心に刻み込む必要がある。確かに梅雨の時期で難しい時期ではあったが。。。

写真で見れば、何を改善したらいいか分かるので、見て分かる反省点・改良点として残しておく。

ダメ


OK


雨が降ると予想されようがされまいが・・・、この時期はこれで帰ってはダメ。
シートはしてあったが雨の重みで沈み込み、バルコニーの腰壁天端が露わになることに・・・、ここから雨が入る可能性あり。



OK。
(腰壁含め、すっぽり包む)
参考:窓は防水テープで外壁合板に留めてあり、完璧ではないが、密着していればそれで雨の浸入はかなり防ぐことができる。
この時点ではまだ防水紙を貼りたくても貼れないのがツーバイをやる人の共通の悩み所だと思う。

その理由は・・・・・
外壁金物を留めないと紙が貼れない。
だが、金物を留める為には、建物の荷がかかってある程度沈み込み安定する必要がある。(=屋根の重み、PB等建材の重み)
だから建材は入ってるが、外壁の防水が不完全という瞬間が必ずある。



「防水紙が貼れて安心。」となるまでのこの微妙な間に極端な室内への雨の侵入を防ぎたい。ちょっとした工夫でいい。
?、バルコニーの下地が出来た段階ですぐに大工さんに腰壁天端に防水テープを貼ってもらう。
?、外壁合板の水平継ぎ手には気密性能をあげる目的でテープを必ず貼る。それが、防水紙を貼るまでの間は臨時の防水の役目を果たす。だから、貼っても気密に関係ない場所であっても、まずは貼ること。
?、雨が室内に入ってくることが、当然あるという前提で納品済み建材で濡れてはいけないものにはシートを被せておく。(納入業者に徹底!)

上記を徹底していけば今回のようなお客様にご心配をかけるような事は起きなかったと思われる。



屋根工事 作業中



屋根では屋根屋がカラーベストを。
外壁では気密を高める意味で、外壁構造合板の水平継手に気密テープを貼った。
以前よりさらに(且つ簡単に)気密を高める工夫として、本物件から取り込んでいる。



バルコニー防水工事も6/30終了した。



上棟後のこの頃は色々な業種や検査も重なってなかなか大変な時期である。
今日は11:00にJIOの検査員も登場。
構造検査をしていった。もちろん適合◎。


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