外壁・ウッドデッキ改修工事まとめ


昨年、末に終了したウッドデッキと外壁の改修工事の完了を遅ればせながらアップします。
ウッドデッキは今回ウリンを採用、塗装仕上げとしました。
使った色はキシラデコールのチーク。ウリンの元々の色目と良く似た少々赤みを帯びた色です。
お施主様がウリンの元々の色がお好きということなので、色がキープするように今回は着色をしました。
ウリンが経年変化で自然にグレーっぽくなるのが好きな方は無塗装でお渡ししております。



これが、工事中のウリン。
水に濡れると茶褐色になります。
とにかく硬くて職人さん泣かせですが、水に強く、頑丈さはどの木よりも負けません。根太ピッチは700で、90角を根太に使いました。また、今後根太の天端が先に痛みやすいことが分かっているので、少々工夫がしてあります。



手摺は既設を利用し、悪い柱などを交換しました。
広いデッキに段差があるのは以前のプランから踏襲してます。
目線に変化ができて面白いです。
また、元々木製デッキで出来ていた2階バルコニーは想像以上に傷みが多く、修理して使ってもまたいつか修理の必要が出てくる為、この機にアルミたて格子に変えました。



外壁はラップサイディング調とレンガ調の2パターン使いとしました。
上下で分けるのでは無く、手前と奥というように縦に分けたのがミソです。お施主様には両方の柄とも気に入って頂きました。



最近はサイディングのレンガ調もインクジェット印刷技術が進歩し、より自然な風合いが出せるようになりました。


外壁貼り替えが終わり、デッキ工事へ


9/12に足場を組み、貼り替えして来た外壁工事が先月10/30に終わりました。1.5ヶ月かかりました。
新築と違い、解体から入りますので、半月ほどは長くかかっています。
以前と色や柄も替え、変化が楽しめるようになっています。
足場を外して見て始めて本当に変わったことがはっきりします。

窓ルーバーの色は特注でバーガンディーという米国ではメジャーな色を作りました。
クリーム色のよろい貼りの外壁に良いバランスでした。



この写真が貼り替え前



道路から見ると、よろい貼りとレンガ調の外壁の2トーン使いが映えてました。
デッキの手摺をこれから修復して行きます。
バルコニーは以前は木製で、家としてのデザインは良かったですが、今回のように築20年近くなると、木が相当痛みます。
2階で何かあったら大変ですので、少し予算を頂だき、アルミの縦格子のシンプルで軽いバルコニーに替えます。


この写真は解体時ウッドデッキです。総面積が45?ほどあり、平均的なデッキの規模の約3倍ほどの面積があります。
お見積ではデッキボードとその下の受け材のみを交換する前提だったのですが、解体してみると、そのさらに下の受け材(大引)も傷んでいる箇所が多く、今後の耐用年数を考えると変えた方がいいと判断し、1本残し、ほとんど取替ました。



防腐処理した土台に取り替えた後、デッキボード施工前に防腐塗料を塗っています。


明日からはこの上にウリン材を貼って行きます。
この面積なので、迫力が出ると思います。
元々あったベンチも再現したので、これからは是非、デッキに出て、楽しんでもらいたいです。

輸入住宅 新築・リフォーム・メンテナンスの考作


築19年 輸入住宅外壁の貼り替えリフォーム


築19年になる輸入住宅の外壁を張り替える工事を9月から始めています。
元々貼られているこの外壁は20年前には輸入建材として一般的に貼られていた材料ですが、難点があり、水を吸い込むと表から蒸発しにくく、中で膨らんで材料の劣化を早めてしまいます。
以前5年ほど前にも点検に来ているこのお宅ですが、この度、20年を迎えるにあたり全面的に張替を行うことになりました。



築15年を超えると、メンテナンスを行う様々な箇所が出て来ます。
ウッドデッキを作っている場合もそれに当てはまります。
当時多いのはデッキを構造材の余ったもので作る場合。
構造材が必ずしも外部で強い材料とは限りません。
環境にもよりますが、10年を経るより前に何かしらメンテは必要です。



外壁材を撤去し、構造材まで露わにします。
ここで構造材に雨漏れ等による腐った部分などがあれば補修をしますが、外見で想像するよりこの家では多くの補修ヶ所は有りませんでした。
しかし、少しずつ雨染みを発見します。そこの雨仕舞を見ると、やはりなるほど!と思う納まりのことが多いです。

私は、そこから家の納まりによるウィークポイントを教えられることも多いです。
新築時での良いフィードバックになります。



外壁工事なので、必ず足場を組みます。
この時ばかりと、この時しか出来ないメンテナンスに目を光らせるのが私の仕事です。
天窓もそのひとつ。
古くなったパッキンを取り替え、シーリングや板金を追加し、この先10年はメンテの無いようにします。
天窓の内側には雨染みがあり、間一髪で危ない状態でした。



現在は新しい外壁を貼っている最中です。
今までの外観から少しイメージが変わるレンガ調の外壁を一部使います。

輸入住宅 リフォーム メンテナンス/ノエルハウスby考作


築15年 三重県名張市の輸入住宅 外壁リフォーム


本日は今年の5月から6月にかけて行なった三重県の輸入住宅の外壁リフォーム工事についてレポートします。
2001年竣工ですので、築13年を経て弊社にご相談がありました。皆さんにお伝えしていますが、家のメンテナンスの時期は築10年から考え始め、遅くとも20年経る前に行われているのがほとんどです。弊社でリフォーム・メンテナンスを行なった方は12年から17年の5年の間に行うというのがほぼ平均だろうと思います。本件は築13年というところで、適切な時期です。転ばぬ先の杖で、これくらいでしっかりメンテナンスしておけば、劣化を早めに食い止める対策が出来、家の寿命を長く保つことが出来ます。
電話を頂いた際、真っ先におっしゃられたのは白い外壁が汚れているので、塗り替え工事を考えたい、とのことでした。


この輸入住宅は私が勤務していた住宅会社で作ったもので、使われている外壁や樋、窓など輸入建材は馴染みのあるもの・・・実際に私が監督した家ではありませんが、他の家で新築の際、扱ってきたものなので対処方法もすぐにお知らせ出来ました。外壁は米国ALCOA社 アルミサイディングと言ってアルミに木の模様をプレスして焼き付け塗装がされた物で北米のコロニアルテイストを醸し出すスタンダードな素材です。ちなみに家の外観もシンメトリーを基本にしたシンプルな形となっています。


家の1階の中央にある外開きフレンチドアがとても印象的で、お客様もこのデザインが計画当初より大変気に入ってらっしゃいます。ただ、このアンダーセン社 フレンチドアに問題があり、この度の工事のひとつとなってます。
フレンチドア自体の下部に水が侵入して木が腐って強度がなくなっていました。この輸入ドアは今でも交換品を輸入で取ることが出来るので、下見後に即アメリカへ手配をかけました。



その他、見積前の下見の際には、ぐるりと家の廻りを点検し、一緒に行なった方がいい部位をチェックして工事内容にピックアップします。定期メンテナンス・リフォームで一番重要なのは、美観もですが、建物の防水性能を今後どう維持させるか?です。窓の周りのコーキング、(本件にはありませんが)バルコニーの床面の防水、樋、屋根の鈑金、煙突や天窓の状態・・・。これらの不具合をチェックします。


樋と樋どうしの継ぎ目、また多いのは、排水部分の詰まり、詰まったことで、予期せぬ方向や軒裏やバルコニーの中に水が回ったりして気づかず重大なことになる可能性もあります。
この写真は施工後ですが、樋の中は足場を掛けて外壁・屋根を洗浄する際に一緒に綺麗に流します。


枯葉、泥、鳥の巣、屋根のかけら、なぜか軍手??など、今までも様々なものに出くわします。
何しろ、お客様が普段住んでいる際には絶対気づかない場所ですし、手も加えられないので、この時とばかりに色々見ておくべきです。




外壁工事が終わった後、発注から3ヶ月掛かって輸入フレンチドアが届きました。1日で交換取付完了です。
丁番のシステムが良く考えられていて、窓自体はペガラスで重いですが、軽い作業で交換が出来ました。ここまでスマートな金物を採用しているのは米国Andersen社だけでしょう。
職人と感心した次第です!!



また、輸入住宅のデザインを作る上で重要な窓廻りのモールディングがあります。この家も正面には大きめの窓をぐるりと取り囲むようにモール(縁取り)がされています。それは窓とは別の部材を加工して外壁に固定されていますが、経年変化で変形して隙間が空いて来ます。その隙間を埋めていたコーキングも劣化して本来の伸縮性を失ってきています。これを見逃さず、打ち換え、或いは上から増打ちすることも忘れないよう、指示して行きます。



今年は梅雨の時期が思ったより雨が降らず、順調に工事は終わりました。
こちらが【施工前】です。



こちらが【施工後】
ご相談を頂いたのが3月。5月から始めピンクや白のバラ、アジサイなど季節の移り変わりを庭の花から感じ取ることが出来ました。



お客さんのお言葉「なんか、家を作った時より白くなったみたいです。」と・・・・
やはり「白い家」にするなら「まっ白な家」がいいに違いありません。



シンプルな「白い家」に芝生のグリーン、お花。
いつもリフォームして思うのですが、輸入住宅は元々作る時に長年住んでも飽きの来ない普遍的な家としての風格を持っているので、リフォームで化粧直しをすると本当に感激します。
お客様以上に工事をする人間、職人や私達が感激します。
こんな暮らしがしたいなぁ、とみんな思います。やりがいのある仕事をさせて頂き、お客様に感謝したいと思います。
ありがとうございました。

輸入住宅 リフォーム.メンテナンス/ノエルハウスby考作


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