スタッコフレックス 下塗り


超弾性仕上げ材〜スタッコフレックスの下塗りが2階部分に施工されています。
この時点では仕上げのテクスチャー(コテ模様)は強調していません。さらっとフラットに塗ってあります。
ただ、今は暑くて材料が早く乾くので施工は大変です。



破風にも塗るし、装飾も多いので結構細かいところが大変です。まだ塗ってないグレーのベースコート部分にうっすらメッシュが見えると思います。
何しろ、建物全てを強力なグラスファイバーメッシュで囲ってしまいますので、今後のクラック防止には現在のところこの工法が最適と私は考えてます。
下地と仕上げ材のメーカーが実は違う、私なりのオリジナルなのですが、ベストなコラボだと思います。
それぞれの特徴のいいとこ取りのような工法です。
もちろんコストも考え、安くていい物をと考えて選定してます。
私はどこにもしがらみが無いので、自由に建材を選ぶことが出来ます。小さな会社の強みかもしれません。


クラックへベースコート&メッシュ伏せ込み


クラック部分に対しメッシュシートを張ります。
ベースコートを先に塗ってメッシュを伏せ、コテで押さえ込みます。メッシュはスタンダードメッシュを適宜カットして使います。
(この写真は参考:実際はベースコートを塗ってメッシュを押さえ込む)



クラック(サイディング目地)へのメッシュ施工後



全面メッシュ伏せ込み作業中



全面ベースコート&メッシュ伏せ込み完了



シーラー塗り(カチオン系)
仕上げ材との密着を良くします。


外壁 塗り壁クラック状況


外壁のクラック補修を開始しました。
今日は明日、職人が入ってくるのを控え、詳細調査に行ってきました。
道路から見ているより、足場組んで目前で見ると、状況は思ったより悪いでした。
クラックだけかと思いましたら、クラック箇所でジョリパット(既設壁塗り材)がメッシュテープと共に剥がれている部分がある。
特に1階と2階の継ぎ目部分は2階の荷重が掛かるため、押されて膨らんでいる。



このような所はカッターで弱い部分を剥がします。




密着している部分を無理やり剥がすことはしなくて良いです。剥がすべきか、残すか、クラック状況により判断していきます。



真近で見たところ。
ジョリパットの塗り厚が急に変化すると表に出るので、バリを取って滑らかにします。



縦目地も最大1.5〜2.0?の隙間が出ている箇所もあります。
塗り材が剥離しかかっている部分はやはり、こそぎ落とします。



ある程度、ここまで自分で行い、状況が掴めました。
職人に状況を伝え、作戦を少し変更しました。
それは「クラック部分は2重に補強をする」です。


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