工事も終盤ですが、4月から始まった工事のご紹介


ご無沙汰しております。久々のブログアップとなります。 4月頭から行っている工事をご紹介します。
リフォームするお家は築25年の輸入住宅。今回は屋根、外壁、ドアや水栓金物など多岐にわたるリフォームです。その中でもやはり大きいのは屋根と外壁になります。
屋根に使われているのはモニエルと言って輸入セメント成型瓦です。
形状は平板タイプと言って、和型でも、S型のスパニッシュタイプでもない平べったいタイプになります。
平板はフランスなど欧風タイプの家にはぴったりの形です。
このお家はまだ当時では珍しかったと思いますが、ヨーロッパの農園風デザインのお家です。
今、農家をリノベーションして住むと言うことが、ヨーロッパでも流行しているようですが、かなりの注目を当時浴びたのではないでしょうか。

さて、話を瓦に戻しますが、
瓦屋さんに聞いたことですが、当時はまだ平板タイプが日本になくて、この平板タイプの輸入瓦が一時期流行ったとのこと。
それから日本の瓦メーカーもこの形に習い平板瓦を出すようになったと。
日本の場合は平板瓦を陶器で作っているので、瓦自体の耐久性はセメントに比べて良いものになっています。


セメント瓦の場合だと、経年劣化で表面が荒れて、砂が落ちた状態になっています。
足場を組んで屋根に触れるとざらざらしていて、まだ砂がポロポロと落ちる状態でした。
樋の中に屋根から落ちた砂がかなり溜まっている状態でした。


この屋根の劣化を防ぐためには専用の下地処理をし、塗装を重ね塗ることで新たな層を作り、セメントの風化を防ぎます。
続きは次のブログにて。

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