名古屋市の新築工事〜基礎工事、配筋検査


名古屋市の新築現場の基礎工事報告。
基礎工事中の配筋検査が終わり、コンクリートを打っています。

JIOという第3者指定検査機関の資格者が工事が図面通りに出来ているか確認に来ます。

地盤が3段階に変化する段々状の難しい建物ですが、着々と進めております。
配筋を見るとその規模の大きさに驚きます。



検査後にベースコンクリートを打ったところ。

外周からずいぶん下がったところに基礎がありますが、地盤が崩れないようにH鋼と矢板を使い土留めがしてあり、それを片面の型枠替わりにして擁壁を作っていきます。

一番高い擁壁は厚みが350あり、見るからに頼もしい基礎となってます。



これが昨日の最新の写真。
本日は基礎の立ち上がりのコンクリートを打設しています。

コンクリート打設はこの現場で3回目。

1回目は下段のベース。2回目は擁壁立ち上がりと上段基礎のベース。3回目は下段と上段基礎の立ち上がり。

着工前に関連業者と設計者と協議しこの工法となりましたが、今考えると、これがベストであると同時にこれ以外の工法はこの現場では考えられなかったのでは?と思います。

H鋼土留めと地盤改良で想定外のコストがかかってますが、このことで工事の安全性と工法の単純化、工期の短縮に寄与しています。

この工法でなければ、(雨季で思うように工事が進められない中、)現在相当工期が遅れていると思います。

専門業者同士、ノウハウを出し合って合理化を図ることがいかに大事か、を知りました。


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基礎前の工事


新しい新築現場が始まりました。
目の前に基礎が現れるようになるまで、実は長い期間の前工事があります。
基礎はしっかりした地盤の上に作る必要があります。
その為の地盤補強工事を行っています。
今回、関連する業者も交え様々な意見が交わされる中、一番安全で合理的な工法を選択し、実行しております。



全長7mあるH鋼を深く地中に打ち込み、その間に矢板を差し込み、土留めが作ってあります。
これを作る事で、土が崩れることなく、安心して作業も出来ます。
奥の1段高い部分は表層改良という手法ですでに土を固くしてあります。


土留めした壁の手前に重機が入り、柱状改良という方法で、順に地盤の緩い場所を改良しています。


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