最終工事〜床下白蟻防除工事

白蟻対策工事の最終仕上げ
床下の薬剤散布及び浴室、土間等の薬剤注入処理を今日行いました。所要時間約3時間。
この日から5年の保証が付きます。


ふとお庭を見上げると、ミモザが綺麗に咲いておりました。
様々なお花が咲き始めるこの時期、暖かくなって過ごし易い季節に移り変わる一方で白蟻や様々な害虫も活発に活動を始めます。綺麗な自然も困る自然(白蟻)も両方家の周り、身近に同居しています。家にとってどうやっていい物を取り入れ、悪いものを避けて暮らすか、が大事です。


復旧工事


本日、お客様のところへ工事の最終確認に行きました。
外壁で色が変わっている部分が今回被害に遭って補修を行なった部分になります。
被害はドアの上部で止まっていて、まだ初期の段階での発見により駆除と補修工事が出来たので、大きな工事にならずに済みました。外壁補修にはスタッコフレックスを使います。現在が弾性塗料が使ってありますので、補修も弾性を使いました。将来塗り替えを考えていらっしゃるので、色の違いは今回気にしないとのことです。



「水切り設置、土間をその下で仕上」により、土間に降る雨が建物の木部に影響を与えず、排出できるようにしました。
このドアからあまり外へ出る事がないので、床からの段差はあまり気にしなくて良いとのことでした。


給湯管のコンクリート内での漏れがひとつの原因で、湿気を帯びる原因にもなった為、(少し形状が異形ですが)今後は配管類が目視出来、簡単にメンテナンス出来るように、コンクリートに埋まらないようにしました。


ボトムウェザーストリップ

勝手口のドアの下部が相当の食害にあっていました。
理由はドアの下端がSill(敷居)部分に接していてそこに湿気が溜まりやすかったことがあると思いました。
ドアの下部は4センチほどカットし、新たに加工したレッドシダーを当てて補修。そのあと、ウェザーストリップというゴム製水切りをドアの下端にくっ付けます。これで、直接木部が敷居に接する事無く、またある程度の気密も確保出来ます。(どうしてもドアの横の方などは少し空きますが・・・)


これが、ドアを下から覗いて撮ったものです。
グランドキャニオンのように侵食されてます。
この部分をカットして新しい木を当てます。


外壁補修〜防水紙、ラス

木部被害箇所の補修が終わり、薬剤も塗ったので今日は左官を入れモルタルでの下地作りをしています。
壊した階段は今回は建物木部に接触しないようにします。
外壁下部に埋もれていた水切りを新しくし、本来の水切り機能が発揮されるように取り付けます。
少し異形ですが、階段平場は建物基礎へ向かって斜めに仕上げ、基礎の立ち上がりが目で見て10cmほどの高さで確認できるようにします。


ドア枠等も新調してあります。
2Fからの配管が集中して降りてきているパイプスペースが近くにあり、今回気にして壁を取り外し確認をしました。
問題は無かったので復旧するのですが、念の為、設備部分はあとから状態が確認しやすいようにそのまま取外しが簡単にできる構造とします。


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