完成写真 by Photographer HORI


4月引渡し前にギリギリ撮った写真があがってきました。
ホームページアップがまだ先になるので、まずこちらへアップします。
先週末に、ここの現場を作った職人たちと一緒に「打ち上げ」をし、その時にこの写真をiPadで鑑賞しました。
みんな「おお〜!!」って感嘆の声があがった。みんなが作ってるのにね!まるで、他の人が作ったように・・・。
ひとつひとつの力が集合して最後にこのカタチができる。
案外、作ってる時は夢中で最終形がイメージする余裕が無い。
だから、こうやって完成を見ながら落ち着いて工事を振り返るのはすごくいいことだと思っている。



工事中は予定通りいかないことも沢山ある。苦い思い出も、反省点も、言うとおりやって良かったな、と思うことも・・・。
途中どんなことがあっても、「ここを目指してたんだ!」と最後に思えれば、同じ悩んで苦労したことも合点がいく答えになって自分の胸のうちに帰ってくる。



「完成形に対するイメージ力」これは、建築に携わるどのパートでも必要なことだと思う。それを鍛えてもらうために(大げさ?)鑑賞会をしている。
話が逸れるが、今日、豊田の工場の高岡工場の前を通ったら、正面入口に(車種は忘れたが・・)完成の車が野天に展示してあった。これ、前は無かったと思うが、、、工場で働く人はこれを見て、完成をイメージするのかなと思った。
まっだいぶ作るものが違うが、でもそういうことだよね。完成を強くイメージ出来れば、今、この瞬間作っている時のモチベーションが変わる気がする。



かくいう私も意外と最後までどうなるのか分からない、ないしは余裕が無い(笑)ことも多いんですがね。
だからこそ、この完成写真があがってくる瞬間が大好きなんです。
ぜひ、また設計さん、職人さん皆でこのような家を次回また作りたいと思います!
「そこに携わる人全てが誇れる家づくり」を目指して・・・





無事お引渡し、お引越し完了しました。

この日を迎えるまで、我々施工者も気を使い、体力を使い、大変な日が続きました。でも一番大変だったのはお客さまに違いありません。私たちが施工として携わるよりずっと前から、土地や設計やお金のこと・・、様々なシーンを経てこの日があります。
作る物もかかる資金も期間も大きく、つくづく家づくりは本当に大変だな、と毎回家を作る度に思います。
何事もスムーズに行くことはまず有り得ません。
でもそれを乗り越えた最後に笑顔で家を受け取ってもらえること・・。私が仕事を通じ喜びを感じる瞬間はここにあります。この瞬間の為に半年家を作ってると言ってもいいでしょう。
逆にこれが無いと、とてもさみしい感じです。
苦労が報われるかどうかはこの日を慌ただしくも、とても晴れ晴れしい前向きな気持ちで施主と迎えられるか?に尽きます。


今日は、10:00から新居でスタンバイし、来る家具を壁に固定する仕事をしました。地震で倒れないように・・。
事前に構造を調べて、材料の用意をしてきたのですが、据付位置が思いと違う方向からになり、またもや現場で少し慌てました。・・が、すぐに下地位置を割り出し、固定できました。
新しい、家具に穴をいきなり開けるので、その位置にはかなり緊張しましたが、こういうことをするうちにだんだん度胸がついてきました。夏限定の私のダイビングと同じだ。何事もそこに身をおいて、迫られないと人の成長はない。(ちょっと大げさ(笑)ですか?!)
結局、家具の固定に行ったつもりが、1日居ることに・・・。
持ち込みの洗濯機の排水の方向が違うので、お客さんと一緒に直したり・・・、持ち込み照明がうまく付かず、下地を探し留めたり・・。色々、やるべきことは起きる。


でも、1日、立ち会って良かったと思う。
これだけ大きい物を半年かかって作ったあとにそうそう簡単に手を離れるわけにはいかないと思うから。
お客さんが住み始め、徐々に徐々に生活する器に変わってくとだと思う。きっと使いこなし、本当の家らしくなるにはまだ少し時間がかるだろう。だから、私もしばらくは今まで通り気にかけ、見守って行きたいと思う。
また、お客さんからも今後住んでみた生の感想を聞いてみたい。
S様、長い間、ありがとうございました。
これからが本当の長いお付きあいの始まりです。
最後に初めて一緒に写真を撮って頂きました。


まもなくお引渡し


長かった現場もいよいよ今日は竣工写真撮影の日。
堀カメラマンに朝からスタンバッてもらい、一緒に夜まで撮影した。
夜がまた格別に良かったです。石を際立たせるために水を打つなど、私も出来るだけいい絵が取れるよう、スタッフに徹しました。


気密測定、最高得点更新


本日、うちが毎回恒例で続けている実際の家での「気密測定試験」を行なった。
結果C値=1.2ほどになった。(数値が小さいほど気密性が高い)
今までの最高得点だ。
毎回、記録更新しようと改善しているのだが、今回は床下にも現場発泡吹付断熱を施したのが今回の数値を上げる要因として大きいのではないか?と目下のところ考えている。
同じ日に在来工法の内断熱(パーフェクトバリア)の家の測定をしたが、C値=3.7だった。
この数字の開きは工法と断熱材の種類等、複合的な要因による結果だが、何が一番影響を与えているのかはまだもっとデータを取らない分からない。



計器の数字で195平方センチと出ているのがこの家全体の隙間面積の総量である。この隙間面積を床面積で割ると床1?当たりの隙間面積が出るというわけ。
この家(ツーバイフォー工法)より床面積の小さい在来工法の家ではここが約500平方センチだった。床面積当たりで計算すると約3倍の隙間が在来工法の家にはあったことになる。
在来工法とくくってしまって誤解を招かないようにしないといけないが・・・。
今度、我が家(コンセプトハウス)でも計測してみようと思っている。ツーバイフォーでウールの充填断熱の場合どうか、ということを計ると工法による差と断熱方法による差がわかってくると思う。
いづれにしてもC値=2.0以下で北海道(?地域)における次世代省エネ基準をクリアのところ、今回1.2という数字が出せたのは、今後低燃費の家を作る上での励みになったことは間違えない。


今日は6業種進行


今日はエアコン取付、玄関ドアの塗装、アイアン門扉の取付、石貼りの残りと目地込、室内では施主手配の音響工事。6業種が同時進行している。天井スピーカーが目立たず、スッキリ収まるのに驚いた。私も自宅で天井スピーカー付ける為に配線は入れてあるのだけれど、さぁ、いつになったらできるのだろう?(笑)




石の酸洗いをしている。石の色をはっきりさせる為だ。


浴室のガラスドアを初めて吊る。
緊張の一瞬だったが、バッチリ設置出来た。
取っ手を取り付けたら、タイルの壁に当たるので、戸当たりを考えねば・・・。


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