代理店の無い会社の窓

最近、日本に代理店の無くなった窓の修理の依頼を頂きます。
以前はその場合は直せなかったのですが、部品供給をしてもらえる輸入資材会社を見つけ、そこへご相談することで部品のみの調達が可能になりました。
先週はサミットという商品名の樹脂窓の修理をしました。



使っているうちに上げ下げ窓が重くなったり、逆に重力で下がって来る不具合がある場合、ほとんどがバランサーと言って窓を上部に引っ張り、重力とのバランスを保っているバランサーという部品が壊れていることが多い。
バランサーにも各メーカー色々形式がある。
今回はスパイラルバランスというちょっと変わった形をしています。




コツがいるのですが、このバランサーを取り替えれば、窓はそのままで不具合を治すことが出来ます。
少し慣れるのに時間が必要ですが、慣れれば、半日で5セットくらいは直せると思いました。


大事なのは、窓のサイズに合わせて、サイズが固有なので間違えずにスパイラルバランスを頼むこと。
また、スパイラルを巻くと上に引き上げる軸力が増すのですが、あまり強いトルクで巻き上げると、勝手に重力に逆らって、上に上がって行ってしまう。逆に弱いと勝手に下がってくるので、意味が無い。
ちょうどいいテンションのところまで巻き、窓を嵌めて、ちょうどいい巻きに調整していく・・・・。
この手間と勘が大事だと思いました。



そういった、現場でのコツ、や感覚に基づいた微妙な調整が必要になるところが、輸入建材のらしい部分だな、と思いました。
何かお困りなら、まず考作ノエルハウスにご相談下さい。
出来る限り、大きなコストを掛けず、まず現在あるものを生かしてどうできるか?考えて提案いたします。
電話 0587-57-9500


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