2ページ目 | 築14年在来 8坪増築工事 江南市
室内間仕切り下地
室内の間仕切りについて、開口高さをさんざん悩みましたが、やはり既設建具(H=1800)を使うことをお施主さんに諦めてもらい、全て新規建具を使い開口高さを2000(mm)に決めました。
絶対後悔すると思うことはやはりちょっと強気でも説得して止めてもらた方がいいと思います。それが予算オーバーになっても・・・。後で「竹本さん、もっと強く言ってくれれば良かったのに〜」と言われるより、長い目で得になること、やって良かったと思えることをしてあげたいです。
断熱材も入って来ました。
打合せ最初のお施主さんのメッセージには夏暑くなく、冬寒くない部屋を、とあった。
そのメモを今日、現場の暖熱材を見て思い出していた。
1Fのリビング既設部。
階段との境壁を撤去し、今回は言わばリビング階段になる。
手前に見える2本の柱を撤去するのが、お施主さんの一番して欲しいこと。前にここを作った大工は取れないと言っていたらしいが、ここはプラン上も何とか取りたいとろ・・・。
今日はその手段を金子くんと相談し、決めた!
室内解体、外壁防水紙
リフォーム瑕疵担保保険 JIO構造検査
今日は、JIOによる工事中2回目の検査=構造検査の日でした。
筋交、金物、図面通り適正に出来ているか?窓廻り防水処理など見て行きます。以前のブログで筋交を欠き込まないとホールダウン金物が付かない、在来は構造金物が接点に多い、などと私が感想を漏らしていましたが、これが実は検査では合格しないことが分かり、現場の筋交を交換し、金物も筋交に干渉しない別の方法に変更しました。
この件について他の在来工法の工務店にも尋ねると、「ホールダウン金物と筋交は図面通りセンターだと干渉するので、ホールダウンを少しだけずらす(偏心)して付けているとのこと。図面では当たり前に表現してあることが現場では収まらず、少し工夫して変える必要がある。これも経験だ。
ただ、ツーバイフォーの場合はこのように金物が接点に集まって干渉したり、構造材自体を欠損することが少ないのでこのような悩みはあまり抱えた覚えは無い。
ボルトを途中からワイヤーに切り替え、長さを延長することで筋交に接する部分に本体が干渉しないように出来る。
屋根は完了しています。
瓦だけど、スッキリした葺き上がり!
窓、玄関ドア取付
今日は、夕方に現場を覗いた。
金子君と細川大工さんが、窓の取付、防水テープ、防水シートを貼っていた。
よし!3人集まったからやってしまおう!玄関引き戸がちょっと大物なので、3人で吊り込んだ。
これで、防犯上も安心と、キーボックスを急遽事務所から持ってきて現場の足場に取り付けた。
これからは現場の施錠が出来る。
金子くん、「こんなのがあるんですか?」と・・。
そうだよ、5年遅いよ!とまた説教。
いや、私も2009年から使い始めたので本当はここ3年使ってるだけ。でもこれは安心です。
「当たり前のことを当たり前にやる」これ、監督にとって大事なことです。
屋根はもうほとんど終わってる。
1日でほとんど瓦葺きは終わった。早いもんだ。
明日、もう一日入って瓦は終了の予定。
一番私が気にしてる部分は既設屋根と今回増築した部分の壁が接する部分の納まり。
ここです。
ルーフィング立ち上がりはJIOで250mm以上と決められてます。
ここが今回防水上、最も注意するべき所だということは誰でも分かると思います。
要はどれだけ気を使うか?もしもこうなったら?と想像出来るかだ。