内部造作(=創作)山場!


内部造作が山場を迎えております。
床はフローリング貼り。そして、ドアの取付。
人の顔で言ったら、目や鼻が出来てくる感じっていうのかな。
今までは、背が高い感じ?とか、女の人かな?という全体像だったが、どんな表情の人かがだんだんわかって来て、本当にたったひとつのここだけにしかない家になります。

元々この家にはドアがそれほど多くはありません。
将来子供室の予定の部屋なんかはクローゼットのドアがありません。オープンにして使ってもなんら問題はないからそうしました。もちろん予算上のこともあります。
でもすべて終わらなくていいと思います。建物引き渡しはひとつの節目なだけ。いつまでも家は作り続けていくもんなんです。
有形無形問わず、施主さんの手に渡ってから・・・。


でも、付けるドアは一生物。
ずっと親しんでドアに触れてもらいたいので、ドアは最優先で木製にしてます。他を削ってでも・・・・。
たとえばクローゼットのドアを無理に付けてドアを張物にするぐらいなら、クローゼットのドアを止めて、付けるドアは木にするという気持ちです。
明日はこのドアに塗る色をお施主さんと決めます。


室内漆喰壁の下地施工


今回は1Fのメインルーム(LDK、玄関ホール等)に漆喰を塗ります。スイス産の漆喰を使ったりもしますが、今回は前の物件でも使った岡山産の漆喰です。
お施主さんがコンセプトハウスに初めて来て頂いた時、いきなり玄関で15分以上話題にした塗り壁の魅力。その漆喰をいよいよこの家で施工始めます。
大切な下地処理から。
何といっても塗り壁のいいのは曲面が綺麗にできること。
クロスにはクロスの良さがありますが、曲面は一番の塗り壁の見せどころです。



それと楽しみなのが、お施主さんが自ら作るステンドグラスをこのアーチ壁の両端の四角の穴に埋め込むこと。
2月から2回ステンドグラス教室に通って150角の小作品をご夫婦でひとつずつ作って両端に仲良く埋込みます。
私もそうですが、自分の手で作ったものが身近にあると、何とも言えない価値観が家に芽生えるのがわかります。作った人にしかわからない何かが・・・。
少しでいいから家づくりに参加すること。今回はお施主さんが言い出したアイデアなのですが、私もすごく共感するので思いっきりサポートします。忙しくて現場に来れなくてもこんなカタチでも家づくりに参加出来るんですね!!

ステンドグラス工房はこちら
アトリエ プリュニエ 橋本さん



ポーチ壁の仕上げのための下地作り


今日から初めて現場に乗り込んで来たのは左官屋です。
外壁屋と入れ替わりになって今度は正面玄関前のポーチの壁の仕上げに取りかかってます。このR(曲線)の垂れ壁だけはどうしても化粧サンディングではなく左官が塗って仕上げたいと思いました。だいぶ前に(もう10年以上前に)塗り壁調化粧サイディングと実際に左官が塗る壁の2種類を同じ物件に使い分けたことがあり、結構うまくいったので、今回もそれにトライすることに・・・・。



室内にも大・中・小と3ヶ所にR壁が作ってあります。
ここからまた様子がどんどん変わって来ます。
今日、室内で使うドアも入荷しました。



今日は寒いけど、引換に空気が澄んで綺麗な青空をバックに写真が撮れました。濃い緑の屋根に黄味がかったクリーム色の外壁です。窓枠が外壁の出とピタリ全く同じなのが偶然ですが、気持ち良かったです。
※現場見学は随時受付中です。お問合わせは下記まで。
TEL:0587-57-9500、メール:info@kousaku-arc.jp 


外壁、サイディング貼り完了


今年初めてのブロブになります。
本年もいい年に出来るよう、精進したいと思います。
よろしくお願いします。

さて一宮の現場は通常より職人不足から少々遅めですが、しかし着々と進んでますよ。今日、夕方見に行くと外壁サイディングが終わり、大工一人で淡々と作業をしてました。



リビングからキッチン方面を見る。
垂れ壁も作られ、空間のボリューム感がわかる感じになってきました。ステンドグラスをご夫婦自分達で作って壁の開口に取り付けする予定です。
今日はその作品を作る工房へ下見に行って来ました。
このようにどんな形でも施主さんが参加出来ると家に思いが加わって親近感が湧いて来ます。


今年最後のお仕事


今日が今年の最後の現場仕事。
大変寒く、また陽も短く、条件は厳しいですが、みんなのがんばりで年内の工程はほぼ予定通り進みました。
屋根は葺き上がり、安心して年越しが出来そうです。


室内はプラスターボードを貼り始めて、1/3くらい終了。
リビングの勾配天井を貼ってます。完成予想図はこんな感じです。



よく、施工だけをやってると、現場入る前に図面が欲しいと私も言って来ましたが、なかなか全てを決められないなぁ、とうのが実感です。実物が出来てから私もこういうイメージがはっきりして来た次第です。
でもやはり、現場を効率的に動かすのも、ムダなコストを省く大事な仕事。出来るだけ現場も柔軟に、だけど事前にしっかり段取りを。このせめぎ合いが難しい!!

とにかく、今年はこの仕事に巡り会えて、本当に感謝してます。この現場を生かして、また来年に繋げたいと思います。

現場にも幸せを運ぶいい神様がやって来るように(^-^)


RSS 2.0 Login