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輸入住宅 訪問5件の日&食レポ!?


本日は、5件の輸入住宅への訪問。
1件目は名古屋市瑞穂区にて建具金物Kwikset社のドアレバーの取り換え。
小口のプレートが今は角ばっているので、ノミで削って・・・。
穴の大きさ、位置などは輸入(アメリカ)品は今も昔も変わらず統一されてますので、大抵のメーカーは特別にドアの加工をすることなく交換が出来ます。


交換完了。
ドアレバーに「がたつき」がある。ラッチが「緩い」など、不具合がある場合は、レバー交換か、ラッチ交換で直ります。レバーごと変えてもひとつ¥10,000掛かりません。もし、ご自分で交換が出来れば、物だけでもお届けします。お得に取り換え出来ますので、ご相談下さい。
日曜大工的な事が出来る方なら交換は簡単です。


2件めは、同じ瑞穂区内で、マービン社パティオドア(掃き出し窓)の不具合による交換のお話。
掃き出しは「重い」「嵌め殺し側レールに水が溜まる」「掃き出し下部から下の階へ雨漏れする」など言われることが多いです。
「重い」に関して言うと、家を作ったときはまだいいのですが、だんだん歳をとって来て開閉が億劫になるというお話をよく聞きます。
というか、ほぼ全ての方がそのようにおっしゃいます。
日本のサッシに1ヶ所でも変えると、実際に使ってみてその軽さに驚かれます。
ただ、重いのはそれなりに理由もあり、それで気密性があるという側面もあるのですが、問題はその「重さ」の程度です。
皆さん一様に「重い」と言われますが、実際お伺いすると、「こんなもんですよ」というレベルと「これはちょっと重いですね。」と分かれます。
「水が溜まる」現象は雨風の強い時は外部からの圧力で隙間から押し込まれ水が溜まることは一時的に避けられないですが、それが溢れて床を濡らすような場合は問題です。
最近の台風でその現象が多発しているとの事。
今回は国産サッシへの変更をご希望されています。
現場寸法に合わせ特注での対応とします。


3件目はすぐ近くの築20年ほどのお家。やはり先日の台風で倒れてしまった外構木製フェンスの件でお訪ねしました。
これを機に他の境界フェンスや木製テラスも作り替えを考えたいとの事。
出来ればメンテナンスが容易なものにしたいと言うのは、これくらいの築年数のお客様に共通のご要望。
「以前はもっとお庭に出て、手間暇を掛けてたんだけどね」と当時を振り返られます。


外観デザインが完成されたお家なので、シンプルな縦格子でも似合います。
今回はアルミ製の方が良いのでは?と考えました。


瑞穂区から次の4件目は名古屋市中村区へ。
移動中、通りがかりの鶴舞で気になっていたパン屋さんへ立ち寄りつつ。
一見、古めかしい事務所みたいところ。
ただ、良くこの建物の入り口に行列が出来ているのが気になって。
昔ながらのスチールサッシをペパーミントグリーンに塗って、チェッカーガラスを入れて。
飾らず好きなタイプの店です。


「保存料を使ってないので、早めに食べてくださいね」と店員さんに念を押されました。
それが安心感になり、きっと美味しいんだろうなっと思わせます。

それはそうと、何だか狭いお店に若いスタッフが7人も8人もいて忙しく動いている。
そこへひっきりなしにお客さんが訪れてます。たぶん奥にパン工房があるのでしょう。
ショーウインドウのパンをこちらが選んで、店員さんが集めるタイプ。ケーキ屋さんのような感じです。
お客さんと接する部分は非常にコンパクトに出来ています。
今はSNSもあるし、本当に中身が良くて、評判が良ければ、こうやって伝わるんだなぁ。
昔に比べ良い物、本物が宣伝費を掛けなくてもちゃんと伝わる時代になった。

因みに買ったパンは本当にどれもとっても美味しかったことを付け加えておきます!
妻に言わせると、この味で、しかもこの値段なら安いんじゃない、との事。


気になったパン屋さんでは食パンは一回は買うことにしてますが、今朝こんな風に軽くトーストして。 外はカリッと、中はもちっとして美味かった。


次の4件目は輸入窓マービンのグライダー(引き戸)のガラスが割れたお家。
こちらも2年くらい前に築20年の節目の塗り替え、屋根葺き替えを弊社にてさせて頂いたお家です。
台風で何かが当たり、ガラスが割れてしまいました。
近所のガラス屋さんに相談されましたが、一目見て「これはうちでは出来ない」と断られてしまったとの事。
輸入の場合はガラスが割れると、大抵は障子ごと交換となります。
年式の把握と採寸をし、海外への取り寄せ手配します。約90日かかるので、取り換えは来年になるかと思います。ぺアガラスで割れたのが1枚なので、何とかそれまで待って頂くことになります。


最後の5件目は一宮。
同じく台風で屋根が一部剥がれてしまいました。屋根と併せ、以前から懸案の外壁のクラック解消と仕上げ工事のご相談をさせて頂きました。超弾性の機能を持つスタッコフレックスや下地の重要性に関し説明させて頂きました。


以上、それぞれに注文住宅らしい個性と特徴のあるお家なので、建材も様々で、対処も状況に応じ変わりますが、個々にベストな提案をさせて頂きたいと思います。


古くて新しい!モルタル外壁工事


今年の秋も(昨年もそうでした)雨が多く、監督の私も、職人も涙がポロポロ出てしまいます。
3回書き直してかなり余裕を見たはずの工程表をまた見直す必要がありそうです。
晴れの日が大変貴重です!

さて、今回も外壁はモルタルを使います。モルタルなんて今や古いと思いましたか?
確かに、今まで私が古いモルタルの家の壁を改修すると、問題を生じている場合が少なからずありました。
原因はモルタルそのものにあるのでは無くて、工法による場合が多いです。
一番は、ツーバイフォーの外壁構造合板に直接ラスモルタルを施工することによるものです。
(この築35年の家もそうだったのですが、ただ、その割には躯体への傷みは少なかったです)

躯体にモルタルが接していると、モルタルやその上に貼ったタイルの目地から水が浸入すると、フェルト(モルタルの下の防水紙)を超え、躯体に達してしまうことがあります。一旦湿気が入ると抜けにくいので、躯体が湿った状態が続き、木造建物にとっては好ましくないことになります。

今では通気層を設けることで、モルタルの表裏両面に空気が通い、躯体と仕上げを切り離すことで、湿式でもクラックが生じにくい構造となりました。通気層の下に防水紙があるので、万が一モルタルから水が入ることがあっても躯体には容易には達しません。
写真は通気胴縁という木材が取付られたところ。この木材の厚み分が通気層となります。


貼るだけで仕上がる柄付きの窯業系サイディング板を貼る場合と比べ、2倍のピッチの細かさで打ってあります。塗り固まるまでは柔らかい為、施工中にへこんでしまうので、細かくしてあります。
胴縁は露出はしませんが、外部なので弊社では(ちょっと高いですが)桧材を使っています。
固くて丈夫なので、躯体にしっかりと固定出来、将来も安心です。


胴縁の上からラス(金網)を貼りました。
このラスにモルタルを塗りつけていきます。ここからは良く見慣れた左官屋の仕事となって行きます。
モルタルは防火性にも優れているし、何といっても人が塗った壁には温かみがある。
左官屋曰く、大阪京都など関西には左官の外壁が多いのに比べ、東海は何故か「サイディング王国」で、左官の外壁が少ないそうです。しかし、最近は上記のような性能面、耐久性も備えつつ、左官の意匠性も併せ持った古くて新しい工法として採用するも家も増えてるみたい。
ノエルハウスでは6年前から「これはいい!」と思ってこの施工を行って来ました。
ドライなのもいいけど、ウェットもいいでしょ?! 人間も建築も。
左官といい、塗装といい、ウェットな工法は天気にも人の手にも左右されやすく、管理上は大変です。
でも建築がドライにだけなってくのは少し寂しい気がするのです。
「う~、面倒!」と思いながら、出来てみると、「やっぱりいいね!」の繰り返しの中で格闘する日々です(笑)


明日から台風がまたやって来るとの事で、外部の養生シートを急遽折りたたみました。
時間も無いし、今回は業者を呼ばずに自分でやってみたが、足場を登ったり降りたり・・・丸2時間かかってヘトヘト。
折りたたみはもう今回で終わりにして欲しいです!お天道様頼みます!


でも、守山PAから乗る時は疲れが飛ぶような映像が目の前に・・・。
ふさふさとした鳥の羽のような秋の雲が透き通るようなオレンジに染まって。
大雨も台風も夕焼けも・・・・
参ったぁ~! 自然だけにはかなわないなぁ~


熊野まで調査



今日は(三重)熊野まで輸入住宅の調査に行っています。名古屋発三重交通特急バス。
大型バスに乗り合わせた方はひとり。
ほとんど貸し切りのバス旅。


途中奥伊勢PAにて、ちょっと変わったおにぎりを頬張りつつ。まるっとひとつ煮卵が入ったおにぎり。ご飯には天カスとネギ。なるほど、それで名前が「たぬきボール」ってことね。
海苔はラグビーボールの縫い目なのね(笑)


山を抜けると海。
これが三重のいいところですね。


お客様の近くで、降り立ったバス停は熊野灘が一望出来る場所。
ついつい、海を見ると興奮してしまいます。心落ち着かせて、いざ訪問!


海辺に似合うアメリカンスタイルのお家。色々とお直しするところを聞きました。遠方ではありますが、出来る限りの知恵を絞りたいと思います。



床を一番最初に決めましょう!


室内の壁天井にプラスターボードを貼り終えた後、まず床貼りが始まります。
床が出来てからその上にドア枠を乗せるのが原則です。
私達がその際に知りたいのは床の厚み。床全部を同じもので仕上げるならその必要はありませんが、床を用途に応じて変える場合には仕上がりの段差を極力減らすために各部屋間の床の厚みの差を解消する調整合板を貼ります。
「えっ、この段階で床が決まってないといけないの⁉︎」と思う方が多いと思います。
壁や天井クロスや色とのバランスもあるし、今はまだ決められない、と言う気持ちも分かります。
でも、決めてください(笑)
決まっていれば、基本バリアフリーになるよう、こちらで計算して合わせることが出来ますし、厚みだけで無くて、色も決まっていた方が床見切りの色を決めやすくなります。
そう、思ってるより早く決めないとダメなんです。
現場って目に見えてることはほぼ2ヶ月前くらいから準備段取りしてあったこと。
その準備の連続なんです。
現場が始まってから決めればいいや、と思ってるうち、意外にたったたったと進んでしまいます。
大変ですが、早め早めが良い仕上がりと無駄の無い現場を生み、きっと最後は満足いく家になると思います。
勿論、決めて頂けるようナビゲートする私たちの力にもかかっています。


意外に忘れがちなのが、玄関框。
フローリングなど床に絡む部分なので形状、素材、色、納まり、など吟味して決めて発注していきます。


アイシネンで築35年住宅を性能アップ


初めてのアップになりますが、7月頭から築35年のツーバイフォー住宅の全面改修工事を行なっています。
「建て替え」では無く、所謂リノベーションになります。
基礎と建物の構造だけを残し、屋根や外壁、窓、樋など外装はすべてやり替えます。
屋根・外装・内装撤去後、間取りや階段位置変更、窓やドアなど開口の調整など構造変更を行い、新しい窓を取付ました。
屋根の下葺きをし、新築で言う上棟を迎え、電気配線や水道配管。
そして、断熱材を施工する工程になりました。

ここまでの施工をざっとご紹介します。


施工開始前の建物。外壁はモルタルに吹き付けタイル。 一階と二階の間にある幕板の出っ張りがアクセントになっていますが今回は撤去します。

外壁モルタルは落とし、構造用合板は残します。

色の白っぽい材料が新しく付け足した部分


窓は断熱性の高い国産樹脂サッシ。
開口に合わせた特注サイズも有ります。


屋根はツーバイフォー独特のトラス構造。35年前はかなり新しい工法だったと思います。そのお陰で、二階の間取りの自由度が増しています。

屋根の下地野地板は、築年数にしては状態が概ね良かったのですが、軒先きで水が入って腐っている部分があったので、部分的に張り替えました。


1階と2階の壁をつなぐ帯金物が、長期の建物の荷重で建物自体が縮んだことにより曲がっていました。
地震のときの引き抜き強度が保てるよう、再度新しい金物を取り付けました。


窓を付け、外壁に防水紙を張り雨仕舞をします

今回の屋根材はS瓦の形状に加工した板金屋根。軽量且つ意匠性の高いものとなっています。

ここまできて断熱材の吹き付けの時期となります。
このように、壁の外にはみ出る位、発泡してきます。壁の中の隅々まで断熱が行き渡り、隙間を極力小さくしていき、住宅の見えない部分で熱ロスを減らします。
特にリフォームの場合、建築に比べて不要になった穴など、余計な隙間が多く発生するので、このように現場で断熱を吹き込むことは大変有効だと感じます。


トラス屋根の裏側からも全面に吹き付けしていきます。
窓と断熱吹き付けが終わったときには、たとえ躯体が35年前のものであっても、現在の新築と全く見劣りのしない気密断熱性能を持った家となります。
これが、作業は大変ですが、スケルトン(構造表し)リフォームをする最も良いところだと思います。


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