5ページ目 | わがや

勇気を出して 塗り重ねる

さぁ、いよいよ思い切ってグリーンの上に白を重ねていく時が来ました。
私自身がこの作業初めてなので、ちょっと始めるまでは本当にいいのかな?状態。
しかし、やり始めると、何のことは無い。

「もう、始めたんだから取り返しはつかない」って自分に言い聞かせる。

そう、塗装の仕事というのは、思い切り、決心が必要だ。
「ひょっとして失敗かも?」と疑心暗擬になったり・・
でもそこにスリルがあって、迷いそして決心して始めた分だけ逆に思い通りに仕上がった時に何とも言えない達成感がある。

そのことが最近分ってきた。



ひとり、FMラジオをかけて、ひたすら塗料と木と刷毛の対話に没頭する。
ラジオから流れる震災に遭われた方に書き下ろした、ミュージシャンの応援ソングを聴きながら・・・・。
頭を真っ白にして。

自分の目の前の家具も白く塗り重なっていく。
 
間違ったら塗りなおせばよい

何度でも。繰り返し、繰り返し


1回塗ではまだ下地の緑が透けて見える。

これが、いいのか?悪いのか?
味になるか、汚いか?
頭で天秤にかけても答えがでない。明日、家族に聞くことにして、今日はオシマイ






木生地の顔、これを見るのも最後

ブログの原則はあったことをその日に記す、いわば電子日記である。
しかし、諸事情から書くことは山ほどあるのに、書く時間が無い、心の余裕が無い、など理由から書けないことが多々ある。忙しいと比例して書きたいことがあるのだけれど、書く余裕も無いと、書きたい気持ちに反比例して何もブログに残せないことになる。そして何も記されないカレンダーが続く。
時折、ブログを見てくれている人から心配する声が聞かれる。
そう、本当は書いて無い時が一番充実しているのかも知れない。
いや、しかし、しかしだ。やっぱり、ブログで何かを残すということは1日何かを感じ、得たことを自分で自分に証明するわけで、そうやって1日1日が意味のある1日として、刻まれていく。自分の頭の中でも、もう一度整理されて、ストックされていく。
自分のやった仕事の蓄積がこうやって残っていくと、実はあとから振り返って、すごいTOOLになっている。
後から振り返ったり、他人と共有できることが出来て初めて仕事が一過性のものではなく、次に生かされていると気づく瞬間である。

だから、やはり続けていかねばならない。

自分が一番分っている。

さて、何が言いたいか?

そう、ブログがその日にその日起きたことを書きたいが、なかなか時間が無い、ということでした。

我が家で作っている家具(去年からのロングランです)
はとびとびですが、進行しています。ピタリとブログが止まってましたが・・・・。
で、その様子を送ればせながら、ご紹介したいと思います。
ブログ、実は書いた日が後でも、投稿日付を当日の様に書き換えることが出来ます。
それを利用し、実際の日付に忠実に記したいと思います。
わざわざ説明しなくてもいいような事ですが、、、、
ま、正直な竹ちゃん、ですから・・、(笑)
そういうことで・・・。

で、今回の写真は塗装する前の直前の姿です。
今回は塗りつぶしますので、この木地をみるのも最後です。
カントリー調のこのような家具が好きな方もいらっしゃると思いますので、これも記念に撮っておきますね。


さぁここで、女戦士登場。
この家具を使う主・・・、娘達の真剣な目つき。
ビスの頭をパテで埋めてもらってます。

今回、トライするのは、違う色を2回重ねて塗って、後からわざと傷を付け、使い古した感じに仕上る手法。
パテが乾くのを見計らって、買ってきておいたグリーン色(水性シリコンつや消し)を塗りました。


服を入れる家具の内部はパインの木地のままとします。
扉を閉めた状態では全て塗装面が見えるというイメージです。
服を入れる部分は木のままの方がサラッとして木の香りがして気持ちいいでしょ!



一度吊り込んで調整済みの扉ですが、塗装の際にはもう一度外してテーブルで塗装しました。
せっかく開けたビスの穴が塗料で埋まらない様に、塗料が乾く前にツマヨウジでぐりぐりっとやって穴を開けます。
いやぁ〜やっぱり手間掛かるわぁ〜!!


カントリー風手作り家具 扉取り付け


いよいよ扉を付ける日が来ました。
扉が無垢材ということもあって、扉作って放っておいた間にひねって変形してしまったものもあり、建て付けが苦労した。まあ、今回はカントリー調で、あまりカチっとしない方がいいので、適当なところで「良し」とした。



中に置いてあるのは、この工事ではなくてはならない丸鋸。
角をきっちり留め切りできるのもコイツのお陰です。
以前思い切って購入したものですが、出来る技も高いだけあります。



丁番もカインズで買ったもの。
形がかわいいでしょ。
これもなかなか安くはない物ですが、この家具のポイントなので外せません。初めから、丁番が付くであろう部分には扉に下地を入れたので、がっちりと扉と箱体を連結することが出来ました。

輸入住宅 北欧住宅〜メンテナンスから新築まで】考作


クローゼット家具の造作(モール)


普段、工事をしていると、工事が滞らないように少し余裕を見て材料を発注します。そうやって少しづづ溜まってきた材料を家具の一部に使えないか?
考えて普段は下にあるハバキを逆に家具のトップに巻いてみました。さらに廻り子との合わせ技も使い・・・。
ハバキとして見ている時より、何か目線に近いところに来て、少し格が上がったように見えました。
普段はフローリングと壁の境目にあって、下の方にあるからか?ちょっと傍役的な(笑)存在です。

よくお客さんもハバキ??ああ、あれね!という感じで意外と意識されていない。

結構繊細でいい形してるでしょこの子も(笑)

輸入住宅 北欧住宅〜メンテナンスから新築まで】考作 


カントリー調家具の扉製作


何をやってると思いますか?
娘のクローゼット家具の扉のパネリングのはみ出た部分をカットしています。格安杉パネリングは扉の枠よりはみ出して張り、接着で形状を矯正して張っておきましたので、乾いてからはみ出た部分をカットしているのです。



今日の一番のショックはトリマー(電動工具)でこの部分が切れなかったこと。
オプションのガイドを買わないと無理なんですね。
工具は奥が深いわ。
ホームセンターに急遽買い求めに行ったが、注文品とのこと。
どうしても今日この作業を済ませたかったので、結局ガイド購入は諦め、手ノコでひとつひとつ切った。



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