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変色したパインフローリングの修復


小牧市の輸入住宅にお住まいのM様からのご依頼で、今日から2日、フローリングの補修とテラコッタのメンテナンスをします。
フローリングは当初張替えをお客様が考えておられましたが、見てみると新品で色を合わせるのが困難なことや、同じサイズのフローリングを探すのが困難なことがわかり、既設の表面を滲みが無くなるところまで研磨し、着色する方法に切り替えました。



テラコッタタイルもかなり苔や汚れが付着していて、これも清掃→WAXの工程で進めます。

【輸入住宅メンテナンス 考作】


輸入玄関ドア 丁番調整

輸入玄関ドアは無垢の木で出来ていて、ガラスも重いので、丁番が緩んで来て建て付けが悪くなります。
ほとんどの家で長年住めば起きる当たり前のことです。
Nさんのお宅でも同じことが起きてましたので、ビスを変えて固定し直しました。



最初のビスはこんなに短いので、どうしても緩んできます。
ドア枠の材質もあまり硬い物とは言えませんので・・・。



ゆるゆるになって効いていないこのビスを抜いて、新しく長いビスで締め直します。
65ミリのビス使用。枠17、クリアランス12を突き抜けスタッド(構造部)へ35ミリ掛かる長さです。
スタッドは硬いので、インパクトドライバで一気に締めます。締めすぎないよう、最後は調整して下さい。

輸入住宅メンテナンス〜考作


FRP防水の劣化現象


築17年の輸入住宅のFRP防水の調査をしました。
所々に亀裂があり、そこから雨が浸み込んでいましたので、このままにしておくと建物の下地や構造に良くありません。
床面は以前他の業者さんがメンテされた際、合板を捨て貼りしてからその上に防水をかけたそうなのですが、その合板と合板の継ぎ目が割れていました。
掃き出し下部の立上りが少ないので、立上りの防水とサッシ水切りとの関係などに切れ目が無いか気になります。



切れ目を押さえると、中から水が出てきましたので、量の程度は不明ですが、下へ浸みこんでいるのは明らかです。サッシの下部立上り部分も防水表面が膨れて下地から浮いています。



サッシ廻りコーキングにもヒビが入りかかっていて、打ち替え時にきています。FRP防水と同時にコーキングの件もされた方が良いとお客さんにお伝えしました。


今年の梅雨は例年よりたっぷりしつこく雨が降っているように感じます。外回り・防水が心配になる季節ですよね。


玄関ドア キックプレート


大府市のT様邸の玄関ドア。先日塗装が終わったので、キックプレートを取り付けました。在庫で取引の輸入建材商社にあると思ってましたら、もうどこも置かなくなってまして、少し焦りましたが、それが返って幸いしました。
国内の金属加工業者で作ることにしました。
出来上がりは上々。私が知っている輸入の既製品よりうんといいです!厚みは1.0ミリで表面にバフを掛けて重厚感が出せました。これがあると雨や靴などで傷みやすいドアの下部をガードし、玄関ドアの劣化を防ぎます。



これが当初、訪問して見させて頂いた時の状態。変ったのが分りますか?



商社が在庫で扱わなくなったということは需要が無いのだろうが、今回キックプレートの良さを改めて見直しました。
人もそうですが、歳を取るとドアも足元から弱ります。
あと、洋画なんかで見ますが、(少し乱暴ですが)手が荷物でふさがっている時、ドアのこの部分を靴で押して出たりしますね。そんな時、様になるし実際傷を気にせずにタフに使える。
これが欲しい方、どうぞ考作にお任せ下さい。
取付け込みで1枚¥20,000(交通費別、納期1週間)



雨漏れの原因は「樋の詰まり」


某お宅から雨漏れがあり、見て欲しいとの依頼で伺いました。原因はバルコニーの排水口に繋げてある樋が途中で詰まり、天井内であふれてしまったこと。
樋の中には枯葉や泥など長年バルコニーから流れ出した物が堆積しておりました。樋が曲がっている部分はこのような物が詰まりやすいです。



排水口のサイズが小さいのも問題のようです。
大きめの排水に替えることにしました。
バルコニーのFRP防水も所々亀裂があり傷んでいるので、再防水工事と併せ排水口と樋を新しく取り替える計画を提案させて頂きました。



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