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マービン掃き出し窓の交換(4〜5日目)

先週土曜日にシーリングが終わってます。
今日最終日は塗装をします。



既設の白に合わせ、造作材を塗って行きます。
白だと下地色を拾う為、下地塗りの後、2回塗りしないと止まりません。
結構時間かかりました。私は次の打合せの為、途中でご無礼しましたが、終わったと連絡が入ったのは15:30でした。

初日からいきなり梅雨入りでビビりましたが、強行して良かったです。ほとんど降りませんでしたので。(*^_^*)
とにかく、本格的に雨が多くなる前に悩み解消したいというご要望から始まった仕事なので、私もホッとしているのが正直なところです。


マービン掃き出し窓の交換(3日目)


昨日躯体防水が終わり、今日は国内メーカー掃き出しの取付です。
窓廻りには窓の取付フィンが隠れるようにモールを回しました。



部屋からみると、今回は窓自体がかなり外部側に設置されているのがわかります。いわゆる国内メーカーの称する「半外付け」の納まりです。水抜き穴があり、レール内に溜まる水を外部に排出される構造になっている。確かに雨が多い国、メーカーも雨に対しては神経質に考えている。



ここまでで躯体と窓の取付は終わり。あとは仕上げ(室内造作)です。今までと同じように枠とケーシングを新規取付しました。輸入造作材は20年経った今でも全く同じ形状のものがスタンダード品として出回っている。
これが、とても便利で、うまく納まる。



明日は、もう一度防水屋が入って、外部で窓廻りにシーリングを打ちます。新しくつけた窓と切り取った外壁の隙間。
ここからまた雨が入っては困りますので。


マービン掃き出し窓の交換(2日目)

昨日、窓取り外し、下地を補修したところへ今日は防水を施してます。ここまですれば、躯体の一次防水処理がしっかりしているので、たとえ窓に不具合があったとしても、躯体が傷む確率は減ります。



写真は昨日の最終の状態。



立ち上がりの上端にもFRP防水を施し、既設にも被せて、一体化させます。



防水が終わった状態。
少しの量ですが、防水の工程が一式あるので、予想通り丸1日はかかりました。
開口部立ち上がりも防水を20センチほどかけます。窓の取り外しの為、壁仕上げ部分をカットしたところはブチル系防水テープ(片面)を張り回します。


マービン掃き出し窓の交換

先週に引き続き、今週もマービンの掃き出し窓関連工事をしています。
今回は先週と違い、国内メーカー(LIXIL)の特注サイズ窓への交換をします。
何と予想外に早く昨日梅雨入りしてしまい、今日はあいにくの雨でしたが、待っても晴れになるわけでなし、かえって心配が増えるばかりなので、今日、現場を養生して強行しました。
ただ思いの他、雨はまだ今日は少なかったので、何とか今日達成しようと思ったレベルまでは完了しました。


この掃き出し、一見すると何事もないようですが、新築当初から雨漏れの問題を抱えており、18年経った今年、お客様にも私の方から提案し、思い切って取替をするに至りました。
今回国内メーカーに切り替えた理由はこの窓の元々の構造上、修理や改造の範囲内で雨漏れを今後完全に止めることが困難だからです。
お客様は長年この窓に対し雨漏れの心配を持ち続けてきたので、今後「もうこの窓で心配したくない・・・」との希望を聞き、今回判断に至りました。



窓を取り外すと、予想はしていましたが、下で支える木が部分的に水腐れしていました。
たて枠と下枠の継ぎ目、それと2枚のパネルが重なる中央部分。この3ヶ所に傷みが集中しています。


この部分が一番腐れが深かったです。
この真下の和室の天井に現れた水滲み跡が大きかったのは合点がいきます。


材料を取り替えるのは構造上不可能なので、穴にボンドを埋めて新しい木を被せることにします。
この上から明日バルコニーと同等のFRP防水を施します。
新築でも私は必ずバルコニーの立ち上がりは防水をしてから窓(サッシュ)を取付ることにしています。
このような現場を見ると、やはり行う必要があるな、と思います。先週行なった同様の現場はFRP防水が施してあった為
、被害は一部に限定されていました。
してない場合は入った水は下へ下へ滲みて行き、1階の天井まで、やがては1階の床まで達します。
雨の多い日本。。。住宅における防水は永遠のテーマです。


マービン窓の修理

ここ暫く少なかったですが、今日はマービンの掃き出し窓の補修の行きました。
築20年弱とのことらしいですが、弊社をインターネットで見つけてくれたお客様です。年に1度位のペースで少しづつご相談にのらせて頂いてます。
2Fのバルコニーに出る掃き出しの下がカビたり、湿ったりしていて異常があったのを見たのは2年ほど前。
それからさらに状況が悪くなり、窓の開け閉めに支障が出ているとの連絡を頂戴し、出かけました。


窓の下の額縁を外して見ると、レールの下の木が湿気てボロボロになっていました。水が入って乾きが遅いと、このような状態になります。
でも今回は軽傷で済みました。
理由は窓の下の躯体立ち上がり部分にはしっかりとバルコニーと同じFRP防水が施されていたからです。
たとえ窓から雨漏れがあっても、防水で木構造が守られているので、それより下へ水は回ってません。あくまで2階部分で被害が終結しているので、直す範囲が限定され、補修が少なくて済みます。



新築の際に、窓取付け前にしっかりと躯体立ち上がりへ防水を巻き込んであったわけです。これがもししてなかったら、漏れた水は下へ下へ滲み込んでいって、1階天井への雨漏れに至るのです。奥の方まで木が腐っていると、補修も困難になります。


このような日は断熱材が湿っていることを想定し、あらかじめ車に乗せて準備しているのですが、今日は上記の理由で湿ってなかったので、使う必要がありませんでした。

レールが下がらないように入れたパッキンも木では無く、今回は樹脂製にして腐りにくいようにしました。
また、完全には治りませんが、窓からの雨漏れが軽減出来るように外部のガラスと框に間にシールをしました。
メーカー(MARVIN)曰くこの頃の商品はこの部分に欠陥があるいことが分かっており、写真の部分にシールするのが有効だと聞いております。
窓に欠陥があるので、本来は国産メーカーなどに交換することをお薦めしましたが、あまり好きでないので少しでもこの窓を使いたいとのお客様の理由で、今回なんとかこのような方法で施工させて頂きました。


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